本当に子どもの力を伸ばす学校

仲間との関わり合いの中で、自分の力を最大限に発揮する

立正大学付属 立正中学校・高等学校

立正大学の付属校として、日蓮聖人の教えに基づいた建学の精神「行学二道」を実践する。学びの核となっているのは、コミュニケーション能力を育てる「R‐プログラム」。大田区西馬込にある広々としたキャンパスで、生徒たちは発信力を身に付けながら6年間を過ごす。

立正大学付属 立正中学校・高等学校
大場一人校長

 立正では、中高の6年間を自立するための時間と捉えている。その自立とは、社会やチームとの関わり合いの中で、自分の力を最大限に発揮すること。その学びの核となるのが「R-プログラム」だ。

 これは、毎朝20分間のショートホームルームと年数回のロングホームルームを利用して、Research(調べる)、Read(読み取る)、Report(伝える)の三つのスキルを伸ばすプログラムのことで、具体的には「コラムリーディング」と「1分間スピーチ」に取り組む。

 コラムリーディングは、新聞の社説やコラムなどの文章を自分の言葉でまとめるもの。その後、書いた文章をクラスの前で発表する1分間スピーチと続く。学年が上がるにつれて、社会的、時事的、道徳的な内容をテーマに、表やグラフを交えたデータ分析に取り組み、ディスカッションやディベートも行う。

 大場一人校長は、「R-プログラムの大前提は、コミュニケーション能力を身に付けること。文章を読んで、レポートを書き、人の前で話すことは、どのような分野でも求められます。それを毎日継続していくことが大切で、このプログラムを通して、生徒たちは次第に“人の意見に耳を傾け、人前で自分の意見を発表する”ことが当たり前になるのです」と語る。

 その結果、外部の弁論大会で複数の生徒が入賞したり、大学の公募推薦入試のプレゼンテーションで力を発揮するなど、目に見える成果を上げるようになっている。

学んだ知識や経験を行動で示す

 コロナ禍でもオンデマンドと対面のハイブリッド授業をスムーズに実施。昨年度は実現できなかったが、海外短期留学などの語学研修プログラムにも力を入れている。

「コロナ禍が収束した後は、中高でも国際化とICT化が一気に進むだろうと考えています。そこで、ICTの分野ではデータサイエンス的なプログラミングの授業を、海外留学では安全を考えて寄宿舎へのステイなど、新たな取り組みを考えています」と大場校長。

 立正は、日蓮聖人の教えに基づいた建学の精神を実践する学校であり、建学の精神は「行学二道」。その意味は、学校や社会で学んだ知識や経験を、行動で示すこと。大切なのは、世の過(あやまち)を憂い思索することばかりでなく、正しい行いを自ら進んで体現することにある。

「今、生徒たちは、当たり前のことが当たり前でなくなった時代を生きています。その中で改めて、勉強できる幸せ、友達と会える幸せ、スポーツできる幸せを感じて、行動してほしい。逆境の中でこそ、得られるものがあると考えています」と前向きに語る大場校長。

 立正大学への推薦制度(毎年80人前後が進学)もあり、恵まれた学習・スポーツ施設が整うキャンパスで、生徒たちは自立への6年間を伸び伸びと過ごす。

「R-プログラム」では日々の学びに加えて、クラス対抗で読書量を競うリーディングマラソンなども行われる
立正大学付属 立正中学校・高等学校
https://www.rissho-hs.ac.jp/
本当に子どもの力を伸ばす学校

学校データ

立正大学付属 立正中学校・高等学校
共学校
最寄り駅
都営地下鉄浅草線
「馬込」「西馬込」
〒143-8557
東京都大田区西馬込1-5-1
03-6303-7683
https://www.rissho-hs.ac.jp/
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