本当に子どもの力を伸ばす学校

“気づきの教育”で生徒たちの変化と成長を促す

淑徳巣鴨中学校・高等学校

“気づきの教育”を教育理念に掲げ、探究型の学びを軸に主体的な学びを展開する淑徳巣鴨。浄土宗の僧侶でもあった学祖・長谷川良信(りょうしん)から継承する校訓は「感恩(かんのん)奉仕」。心の教育を大切にしながら、生徒一人一人に向き合う丁寧な学習サポートで、合格実績を積み上げている。

淑徳巣鴨中学校・高等学校
石原克哉入試広報部長

 淑徳巣鴨の核となっているのは“気づきの教育”である。思考力・判断力・表現力を育む探究型の学び、科学的思考力を育成する理数教育、真の国際理解を目指すグローバル教育、それらを支える充実のサポート体制の全てが、生徒たちに“気づき”を促している。

「生徒たちには、失敗してもいいから、どんどんチャレンジしようと呼び掛けています。成功体験で気づくことも大切ですが、失敗して気づくことも成長につながるからです。やらされて中途半端に成功するくらいなら、自ら考えて挑戦して失敗した方がいい。中高6年間、試行錯誤しながら、螺旋(らせん)状に成長していくというイメージを持っています」と説明するのは、入試広報部長の石原克哉教諭だ。

 探究型の学びでは、中学校で自分史ワーク、ムービーワーク、卒業論文を実施、高校で課題研究に取り組んでいる。課題研究では、高1でグループ研究、高2で個人研究を行い、ポスター発表会を行う。課題設定からプレゼン、振り返りまでを一貫して行うのが特徴だ。

「今春、探究型の学びを本格的に始めた学年が卒業し、推薦入試で筑波大学や慶應義塾大学などに進学しました。課題研究を軸とした探究型の学びが、成果につながったという手応えを感じています」(石原教諭)

放課後学習支援を充実
学力向上を目指す

 ICT教育では、今年度からタブレットパソコン「Surface Go 2」を導入、授業での活用が始まった。日常の文具として使用するとともに、資料を共有しながら一つの問題を掘り下げて議論するなど、タブレットの利点を生かしつつ、授業の効率化と進化を図っている。

 また新しい試みとして、今年度から放課後学習支援の一環として「SSED(Shukutoku Sugamo Eureka Dream)プログラム」を導入。生徒の特性や希望に合わせて、質問型・カリキュラム型・AI教材型という三つの個別指導を組み合わせ、基礎学力と応用力の向上を図っている。成績上位層を含め、学内で学びを完結させることが狙いだ。

 今春の合格実績では、国公立18人、早慶上理ICU48人、GMARCH213人という結果を出した。

 好実績を出せた背景には、生徒一人一人の志望進路を教員がナビゲートする「JKS(受験校決定サポートシステム)」がある。複雑化する大学入試の形態に対応できるのが強みだ。

 校訓は「感恩奉仕」、自分を取り巻く全ての存在に“おかげさま”と感謝する心を持ち、身に付けた能力を世のため人のために活かした生き方をする、という意味がある。「元気な生徒も多いのですが、普段の言動で人を傷つけることがなく、何かに成功したときにも、みんなへの感謝の気持ちを表現してくれます。先輩の後輩へ対する面倒見もよく、心の優しい生徒が多いのが特長です」(石原教諭)。

探究型の学びでは、中学校で自分史ワーク、ムービーワーク、卒業論文を実施。写真は卒業論文発表の様子
淑徳巣鴨中学校・高等学校
https://www.shukusu.ed.jp/
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学校データ

淑徳巣鴨中学校・高等学校
共学校
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