「コロケ」はかき揚げ。
日本料理も浸透しているパラオ

南太平洋の島々では、食材をバナナの葉に包んで蒸し焼きにする調理法が定着南太平洋の島々では、食材をバナナの葉に包んで蒸し焼きにする調理法が定着

 太平洋のミクロネシアに位置し、ダイビングスポットとしても人気のパラオでは、肉よりも魚がよく食卓に上ります。その調理法は、バナナの葉に包んで蒸し焼きにする伝統的な方法から、煮込み、刺身などバラエティ豊か。主食はゆでたタロイモのほか、ご飯もよく食べられます。また30年間にわたって日本の支配下にあったため、日本料理も浸透しており、今でもサシミ、ショウユ、コロケ(かき揚げ)、ムスビ(ご飯と具をひとつに固めたもの)など日本語が使われています。ちなみにパラオ語で「おいしい」は「アジ・ダイジョーブ」と言います!