同期で会合を持てるようなプロジェクトを任せる
『テレワークで部下を育てる』片桐あい著 青春出版社刊 1540円（税込）
そして、同期がいれば、同期同士の絆が強まるような仕掛けをするのもお勧めです。例えば、「社内のコミュニケーションを活性化するプロジェクト」などを立ち上げさせて、定期的に同期が話す場を作り、アウトプットさせるようなことも意味があります。先輩社員にインタビューしてサイトにまとめるとか、部署の紹介動画を作るとか、短い時間でも集まって話ができる同期の会があれば、そこでの情報交換などもできるので、お勧めです。離れている同期でもオンラインなら簡単に会うことができます。
最後に、SNS時代の新人は大学時代の同級生の活躍している様子を見て、比較して落ち込んだり、焦ったりする場合もあります。それぞれの職場で育成プランを立てて、その会社のその部署に適した育成の速度と方法を模索しましょう。人の成長はリニアにはいかないこと、成長曲線は人それぞれであること、不自由な環境で仕事している今は負荷のかかるトレーニングだと思って、オンラインで磨けるコミュニケーション力を付けられるように指導を続けていきましょう。
ぼっち社員が心身ともに健康でいられるためにも、できることをできる人から行っていく！ 網の目のようなコミュニケーションを目指しましょう。
