健康生活を約束する「究極の筋トレ」、どんな風にどれくらいやるべきか?心身の健康を保つ筋トレで重要なのは、「テストステロン」の濃度をいかに高めるかだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA

「運動は健康によい」と言われる。運動によって心身を健康に保つための重要なキーワードとなるのが、「テストステロン」という物質だ。テストステロンを増やすには、どうしたらいいのだろうか。(マガジンハウス『ターザン』2021年6月10日号特集「運動は、なぜ脳に効くのか?」より転載)

メンタルの健康に不可欠な
テストステロンを増やす食べ物

 やる気を出し、コロナ禍を元気に乗り切るには、テストステロンを増やしたいもの。ならば、筋トレだ。

「テストステロンをキャッチする受容体は筋肉に多く、テストステロンには筋肉を大きくする働きがある。筋トレをするとこの受容体が増えて、それにつれてテストステロンの分泌量もアップするのです」

 有酸素運動でもテストステロンは増えるが、運動を終えると分泌量は元に戻る。それに対して筋トレを定期的に行うと、テストステロン濃度は高いままで維持されるという。

 筋トレで筋肉を増やすには、タンパク質の摂取が奨められるが、テストステロン増量のために筋トレと並行して摂りたいのは、ニンニク、豚赤身肉、牡蠣、キャベツなど。

「生ニンニクのアリシン、豚赤身肉のビタミンB₁とアリシンが結びついたアリチアミン、そして牡蠣やキャベツに多い亜鉛は、いずれもテストステロンの合成を促すのです」