その衝撃のデビューから、ちょうど50年を迎えた2021年。ランボルギーニは11月5日(金)、東京・西新宿で「Lamborghini Day Japan 2021」を開催しました。
その中で、ウェブ上で行われた事前コンテスト「LAMBORGHINI COUNTACH CONTEST JAPAN」でオーナーからエントリーされた写真や車両情報をもとに、一般投票によって選出された10台のベスト・オブ・カウンタックが展示されました。厳選された10台の「カウンタック」はどれも状態が良く、ポロストリコ(ランボルギーニのクラシックカー部門の総称)による厳しい検査をパスし、「真のランボルギーニである」という認定書が発行されたポロストリコ認定車のモデルも数多くありました。中には、「リペイント無し」という車両も…。
また、当日参加したモータージャーナリストやメディア関係者による人気投票も行われました。最多得票数を獲得したのは、オレンジのボディが目を引く1976年製の「LP400」で、日本国内のディーラーで販売されていた車両です。ちなみにこの「LP」とは、イタリア語でエンジンの“縦置き”を意味する「Longitudinale」の頭文字「L」と、リア・ミッドシップであることから“後方”を意味する「Posteriore」の頭文字「P」からつくられています。
イベントでは他にも、「Essenza SCV12」が日本初披露されました。
世界40台限定のこのモデルは、ランボルギーニ史上最強の830hp超の出力を誇るV12自然吸気エンジンを搭載するサーキット専用ハイパーカーです。レース用のプロトタイプに着想したエアロダイナミクスと究極のドライビングエクスペリエンスのためにデザインされ、新たなテクニカル・ソリューションの融合によって誕生した1台となります。テクニカル分野のサポートはランボルギーニ・スクアドラ・コルセが、デザインはランボルギーニのデザイン部門チェントロ・スティーレが手がけています。
会場では、ランボルギーニのパーソナライゼーションプログラム「アド・ペルソナム」の紹介コーナーや、オーナー向け専用アプリ「UMICA(ウニカ)」の紹介ブース、新設された「ランボルギーニクラブオブジャパン」のブースも設置されるなど、ランボルギーニの勢いを感じさせるイベントとなりました。
Text by エスクァイア編集部