味付けを変える、アレンジメニューにする

「サイクルメニューにすると、それこそ飽きちゃうでしょ? しかも栄養も偏りそう」と思われるかもしれませんが、カレーひとつとってもいろんなバリエーションが考えられます。ハンバーグでもケチャップソースにするか大根おろしのポン酢ソースにするかで味は変わりますし、合いびき肉で作るか鶏肉で作るかでも摂取できる栄養も変わってきます。

 一人暮らしなどで、頻繁に作るのが大変、たくさん作ると余ってしまう……という場合、ひとまずまとまった量を作って冷凍保存しておくのも手です。例えば餃子であれば、最初は焼き餃子や水餃子として食べて、余った分は凍らせておき、次に食べるときは餃子鍋にする……などとすれば、そのときある野菜たちもきれいに食べられるでしょう。それ以外にも、「餃子 アレンジ」というようにネット検索してみるとたくさんのアレンジ料理が出てきます。こうして「仕上げ」だけでも変えてみると、飽きることもありません。

 もっと手軽なところでいうと、毎日のおみそ汁に飽きた!というときに「山椒(さんしょう)」「一味」などを振りかけるだけで味わいが変わります。こうした“味変アイテム”を常備しておくのも良いですよね。

 料理に自信がなくて炒めものくらいしかできない……という方であれば、チューブやボトルに入っている柚子胡椒や甜麺醤(テンメンジャン)、オイスターソースなどを買ってみるのもおすすめです。あえてチューブタイプのものをおすすめするのは、瓶タイプよりも楽に使えて、冷蔵庫の中で期限切れしていたり、カビてしまったりといったことが減るから。味付けをするときにスプーンを出してきてちょっと足す……なんでもない手間なのですが、日々のこととなると「面倒」と思いがち。できるだけ手間がかからない、ちょい足し調味料を選んでみてください。