成果を最大化するサイト作り「3つのステップ」
成果を最大化するために、サイト作りで売り手が知っておきたいのが、「戦略作成」「情報設計」「原稿作成」の3つのステップです。
●「戦略作成」では、自社らしさを活かしながら「そもそも、サイトで誰に何を伝えるか」という基本方針を明確にします。
●「原稿作成」では、「戦略作成」で決めた「伝えること」を、お客さんに向けて語りかけていきます。
いずれも、たとえ同じ業種でも最適な形は売り手によって違います。
そして、その核として必要なのは、売り手本人だからこそ知ることができる現場での膨大な顧客とのやりとりであり、業界知識・実務経験であり、商品やサービスへの思いであり、主体者としての売り手の意志なのです。
これらのステップは「時間・手間・情熱」の投資のしどころ。「制作会社にすべてお任せ」ではなく、売り手が主体的に関わることで「売り手も買い手もみんな幸せ=成果」につながります。そのうえで、プロに引き出してもらったり、整えてもらったり、客観視点を借りたりするのはとてもよいと思います。
●「情報設計」では、必要な情報がより確実にお客さんの目に触れるよう、原稿を書く前に「どこに、どの情報を配置するか」を考えます。
少しだけ専門的な内容ではありますが、専門外の方でも、ちょっと知っておくだけでパッと成果が出やすいところです。「ここにあった情報をこっちに移動しただけで、お申込みが○倍になりました」といったご報告も、よくいただきます。サイトに限らず、メールやSNS、チラシ、広告、実店舗の店外ディスプレイといった、コンテンツを使ったコミュニケーション全般に活用できます。
いずれも、サイトのフルリニューアルはもちろん、それに限らずきっと何らかの 伸びしろが見つかるはず。まずはすぐできることから実践して、大きな投資費用対効果を得ていただけたらと思います。
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『圧倒的サイト戦略 5つの物語で知る買い手の心理』 大浦早紀子著 青春出版社刊 1683円（税込）
その商品の魅力、ちゃんとお客様に届けられていますか？
『弱み』は見方を変えれば『強み』に転換でき、ここに大きな伸びしろがある
せっかく掲載しても、どんなによい内容でも、お客さんの目に触れなければ伝わらない
ホームページのコンテンツを書いているとき＝接客中
企業が自社の在り方を考える、一番本質的な場所が『マーケット』
売ることも買うことも、本来、社会貢献。誰かを幸せにすること
どんな業種・時代にもあてはまる、集客・販売するための不変の原理原則が、5つのストーリーと解説を追っているうちにいつの間にかつかめてくる、web担当者や経営者必携の一冊です。
