●印象派

 たまにはゆるめのカテゴリ名称でいこうかと(笑)これで。厳密に分析するとさほど「かかっている部分」がなかったり、音としてさほど似てなかったり、いってみれば無理っぽさがあるのに、なぜか近い語同士の気がして、親近感があるおかしさが滲んでくるもの。

 よく、ダジャレを聞いた側が「きっついなー!」とか言いながら大笑いしている光景が見られますが、このカテゴリはそこにぴったりくる感じです。これは、パターン設定の文章化を始めると膨大な文章量が必要となってしまうので、実例多めで雰囲気をコヨーテしてください…いや、狼してください…いや、大づかみしてください

 [実例]アリとキルギス(キリギリス)、岸和田ダージリン祭り(だんじり)、気分次第でセメダイン(攻めないで)、あたりまではまあ普通に近いが……。

ノー・プラモデル(プロブレム。けっこう違う・笑)、フランシスコ・ルッコラ(コッポラ。かなり違う・笑)、三人寄ればもんじゃ焼き(文殊の知恵。相当違う・笑)、ご指導ユベントスのほど(ご鞭撻。ひどく違う・笑)、と来てさらにこんなバージョンまでも……。

三遊亭春菊(直接の対象語ナシ! というダジャレとしては極めて珍しいケース。実際にいそうな雰囲気ということで)、重パッチョ(カル。これ、意味を逆にしただけで、ダジャレの基本であるはずの音はもはや無視!ひどすぎる! 笑)。

 以上、2回にわたり、痴的ならぬ知的にダジャレをたしなむために重要な構造分類について述べてきました。これで明日から、言語に向き合う視点が変わることでしょう。ではまた次回、お会いしまチョゴリ(チマ)。


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<参考サイト>

■石黒謙吾さん「ダジャレのススメ」:鴻上尚史と岡本玲のサンデーオトナラボ
★声も聴けます。
http://www.1242.com/program/otona/2011/05/1853.html

■トレンドキャッチ! - 編集長インタビュー『ダジャレ ヌーヴォー』
http://homepage2.nifty.com/INandOUT/ishiguro-s/ishiguro-s.html

■イシブログケンゴ「ダジャレ商品開発」
http://www.blueorange.co.jp/blog/archives/category/product-joke

■イシブログケンゴ「ダジャレ部」
http://www.blueorange.co.jp/blog/archives/category/joke