仕事にも遊びにも使える
マルチモデル
ボディカラーは新色のモスグレーメタリックのほか全5色を設定。要所要所に施されたブラック塗装がクールなイメージを演出する。
パワーユニットは自然吸気(52ps/60Nm)のみ。GFとXFの2グレード構成で、駆動方式はFFと4WDが選べる。
ベースが企画された背景には、Kカーのスペース性を活かした、仕事にも遊びにも使えるマルチモデルがほしいというニーズの高まりがある。ベースは、キャブバンのエブリイと、乗用ワゴンのスペーシアの“いいとこ取り”。開発チームは、さまざまな先入観を捨て、柔軟な発想を大切にしたという。
ターゲットは、おもに1~2名で利用するパーソナルユーザー、荷室の使い勝手を重視しながら、運転のしやすさと乗り心地も大切にするユーザー、そして車中泊やソロキャンプなど、趣味のクルマを求めるユーザーだ。
開発にあたっては、社内に“商用プロジェクト”という取り組みを立ち上げて、アイデアと意見を実際のユーザーから聞くという活動も行った。ベースには、そこで得た知見が盛り込まれている。