ラオス 2013年2月4日

「メイド・イン・ラオス」のラム酒をつくる!
脱サラしてラオスに渡った団塊世代の日本人

販売は厳しいが、それでもラオスでラム酒作りを続ける理由

ラオディー社では現地ラオスの人々を雇用してラム酒作りをしている【撮影/テイスト・オブ・ラオス】

 「いい酒を造っている」という自負はメンバー全員が持っている。しかし、ラム酒人口の少ない日本での販売は、実際には苦戦している。内陸国ラオスの輸出品は、運送コストの面では不利になる。それはあらかじめわかっていた。しかし、大好きになったラオスの為になること。メイド・イン・ラオスとして世界に羽ばたくお酒を造り出すこと。その気持ちで続けている。

 長年この国と関わっていると、訪ねてくる人々に「ラオスの魅力は何ですか?」と、当たり前のように訊かれる。ラオスには、タイのように美しい島々のビーチ、大都会バンコクもなく、カンボジアのアンコールワットのようなインパクトのある遺跡もない。

 だが、ラオスが好きで長年住んでいる人たちは口を揃えていうだろう。ラオスの魅力は人ですよ、と。しかし、旅行者が言語の違うラオス人と会話をして、共感を得ることは難しいだろう。そんな旅行者たちには、ラオスが好きで暮らしている外国人に会って下さい、という。その人たちを通して、ラオスの良さが伝わってくる。

 脱サラした団塊世代の日本人オヤジが造る心のこもったラム酒をストレートであおっていると、ラオスの魅力がボンヤリと分かってくるような気がする。

 地味で目立たないけど、温かさを感じる。その味わいは豊かで深い。

ラオスでラム酒を造るラオディー社の人たち。【撮影/テイスト・オブ・ラオス】

【ラオディー社概要】
資本金:50万1000 USドル
商品:ラム酒、サトウキビ加工商品ほか
プロジェクト承認:2007年4月/法人登記:5月
試験農場(1.5ha):2007年5月開始
農園15haの開墾:2008年11月
稼働開始:2008年4月
量産開始:2008年12月
販売開始:2009年12月
ホームページ:www.laodi.jp

(文/森卓 撮影/『テイスト・オブ・ラオス』)

筆者紹介:森卓(もり・たく)
1977年大阪生まれ、富山育ち。日本では元調理師。約8カ月のバックパッカー旅行の後、2002年よりラオス在住。旅行会社を経てコーディネーターに。04年、ラオス初の日本語情報誌『テイスト・オブ・ラオス』を立ち上げる。雑誌(婦人画報社、講談社他)、写真集(毎日新聞他)、テレビ(NHK BS1、毎日放送他)等コーディネート実績多数。

幸福の「資本」論|橘玲著 幸福の「資本」論 重版出来!
橘玲著

あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」。あなたが目指すべき人生は?
定価:1,650円(税込) 発行:ダイヤモンド社
購入はコチラ!
世の中の仕組みと人生のデザイン|橘玲のメルマガ配信中! 20日間無料 ザイでしか読めない!橘玲のメルマガ「世の中の仕組みと人生のデザイン」も好評配信中!
月額880円(税込)
いますぐ試す(20日間無料)
 

 

バックナンバー

»関連記事一覧を見る

海外投資必勝マニュアル&本

海外投資のノウハウが凝縮! ここで紹介しているコンテンツ、書籍はすべて、ネットから購入が可能です。さらに「海外投資実践マニュアル」は「海外投資を楽しむ会」の会員になれば割引価格で購入可能です。

作家・橘玲のディープなメルマガ
発売即重版決定! 橘玲の最新刊【幸福の「資本」論】発売!
橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
橘玲×ZAiONLINE海外投資の歩き方
作家・橘玲がメルマガ配信を開始!
subcolumn下影

ページのトップに戻る

本WEBサイトに掲載している全ての記事およびデータについて、その情報源の正確性・確実性・適時性を保証したものではありません。本サイトの提供情報を利用することで被った被害について、当社および情報提供元は一切の責任を負いませ ん。万一、本サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社および情報提供元は一切責任を負いません。本サイトからアクセス可能な、第三者が運営するサイトのアドレスおよび掲載内容の正確性についても保証するものではなく、このような第三者サイトの利用による損害について、当社は一切責任を負いません。また、併せて下段の「プライバシーポリシー・著作権」もご確認ください。