オープンハウスは
前年版の1位から4位へ
3位のウィルは阪神間・北摂・名古屋エリアを中心として、住宅の購入・売却・リフォームなどを手掛ける不動産企業。平均年収は655.3万円で、平均年齢は29.6歳だった。
4位は不動産業のオープンハウスグループで、平均年収は644.9万円、平均年齢は29.3歳。都内23区など、都心部の狭小戸建て住宅に強みを持つ企業だ。
なお、対象期間が20年4月期~21年3月期で同様に作成した『年収が高い企業ランキング2021最新版【従業員の平均年齢20代・完全版】』では、平均年収655.6万円(平均年齢は29歳)で1位だったが、今回は順位を下げた。
5位は就活情報サイト運営のワンキャリアで、平均年収は614.7万円、平均年齢は29.2歳だった。
ランキングの上位企業の多くは、平均年齢の若さという勢いのみならず、独自のビジネスモデルや特定分野での強みを持つ企業であることが浮き彫りとなった。
50位までのランキング全体を見ると、平均年収が400万円以上となったのは38社。そのうち、500万円以上が19社あり、600万円以上は6社となった。
また、業種別で見ると、サービスが17社と最も多く、次いで、情報・通信(9社)、小売(5社)、不動産(4社)となった。
都道府県別では、東京都が29社と圧倒的だが、それに次ぐのが愛知県(4社)で、大阪府(2社)を上回った。
詳しくは、次ページ以降のランキングをご覧いただきたい。
(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)