PartnerSuccessは商品登録をすれば、販売代理店の取り扱い商品を一元管理できるほか、日次の販売代理店活動を自動でレポート化してくれる。また、PartnerSuccess以外にも「代理店戦略コンサルティングサービス」を展開しており、導入企業の中には、3カ月で代理店社数が4倍、案件数が10倍に拡大した企業もいるという。

フリーランスを支援するSollective

新たに正社員を獲得するよりも、採用の期間を一気に短縮できるほか、企業の状況に応じてすぐにチームを構築できることから、欧米などではフリーランスをプロジェクト単位で採用することが一般的になっている。一方、日本ではフリーランスの活用は一部の企業にとどまってしまっているのが現状だ。

そうした課題を解決すべく、Sollectiveは即戦力となるフリーランスと企業を繋ぐ完全審査制のプラットフォーム「Sollective(ソレクティブ)」を展開している。審査制のため、企業はサービス上で求めるスキル・経験を検索すれば、すぐに適切なフリーランスを見つけるのが特徴だという。2021年7月には、千葉道場ファンドほか複数の投資家を引受先とした第三者割当増により6100万円の資金調達を実施している。

ペットウェルネスの実現を目指すPETOKOTO

ペットの“家族化”が進む日本だが、大量繁殖や飼育放棄といった背景から、数多くの犬猫が殺処分されているのが現実だ。そうした課題を解決すべく、審査制の保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」の展開をするのがPETOKOTOだ。年々、事業領域を拡大しており、2020年2月からフレッシュペットフードのD2Cブランド「PETOKOTO FOODS」の展開も始めている。約2年で1000万食以上が売れたという。

2021年12月には、ベガコーポレーション、楽天グループ、ABCドリームベンチャーズ、DGベンチャーズ、Headline Asia、15th Rock Ventures、既存株主のニッセイキャピタル、西川順氏、鈴木修氏を引受先とした第三者割当増資と融資を合わせ総額約5億円の資金調達を実施している。

なお、PETOKOTOは4月に開催した、スタートアップやビジネスの変革に取り組む“挑戦者”を表彰する「SIGNAL AWARD 2022」でも一次審査を通過していた。