4月11日:Twitter CEOのパラグ・アグラワル氏が、マスク氏が取締役の就任を辞退したことをTwitterへの投稿で明らかにした。マスク氏は4月9日付けでTwitter取締役に就任する予定だったが、マスク氏は当日の朝になって、辞退する意向を示したという。

4月14日:マスク氏がTwitterを1株54.20ドル(当時の為替レートで約6790円)で買収すると提案したことが、Twitterが米証券取引委員会(SEC)に提出した資料から明らかとなった。

4月25日:Twitterを440億ドル(約5兆6000億円)で買収するというマスク氏の案に合意したことを、Twitterが明かした。買収は年内に完了し、その後は非上場化が行われる見込みだと報じられた。

5月13日:マスク氏がTwitterの買収手続きを「一時保留」する考えを示した。スパムや偽のアカウントの数を確認することなどを理由として挙げた。

6月6日:スパムや偽のアカウントの数を確認するために必要な情報の提供が「不十分」として、マスク氏がTwitterの買収を取りやめる可能性を示唆した。

7月8日:マスク氏がTwitterの買収契約を一方的に解除しようとしていることが、SECに提出された書類から明らかになった。

7月12日:マスク氏による買収契約の解除は不当として、Twitterがデラウェア州の裁判所に提訴した。

10月4日:マスク氏がTwitterに買収を再提案。買収額は当初提示した440億ドル。双方は同月中に法廷で争う予定だった。マスク氏は「Twitterの買収は、万能アプリ『X』を作るための加速装置」とツイートした。

10月20日:マスク氏は買収の成立後、Twitterの7500人もの従業員の75%にあたる約2000人を解雇する方針であることを、米新聞社・The Washington Postが報じた

10月25日:マスク氏がtwitter買収の大詰めの段階に入っており、買収資金の調達を支援する銀行団に対し、10月28日までに買収を完了することを伝えた。Bloombergが報じた

10月26日:マスク氏がTwitter従業員に、全社員の75%を解雇する予定がないことを伝えたと、Bloombergが報じた

マスク氏は、弁護士や銀行による書類の最終確認を経て、ニューヨーク時間の10月28日午後5時(日本時間29日午前6時)までにTwitterの買収を完了させる見込みだ。