「~できました」と問題が
 解決したことを伝える

「ありがとう」とともに「とても助かりました」や「心が救われました」と伝えるのもおすすめです。相手の言動が具体的にどのような影響を与えたかがわかり、感謝がより伝わりやすくなります。

 バズる記事でも「具体性」は大切な要素です。リアリティーをもった表現をすることで、より相手に伝わりやすい文章を書くことができます。

 たとえば「○○さんの助言、とても助かりました」「無事にトラブルを回避できました」という一文。相手のサポートのおかげで、物事がスムーズに進み、困難が解消されたことへの感謝を述べましょう。

 相手の具体的なセリフや行動に言及して「心が救われました」と書くのもよいでしょう。「○○さんが『がんばれ』と言ってくれたおかげで無事に成功しました」などです。相手は具体的に「自分の言動が役に立った」とわかり、2倍うれしさを感じるでしょう。お互いにとって、より居心地のよい人間関係が深まっていくはずです。

もっともっと感謝を
伝えたいときに

 感謝の思いが募るあまり「言葉が思い浮かばない」なんて時もあると思います。そういう時は、ストレートにそれを伝えてしまいましょう。これも強調表現のひとつに数えられます。

 たとえば「言葉にできないほどうれしいです」というちょい足しフレーズ。感謝の気持ちが深く、普通の言葉だけでは表しきれない特別なものだと伝えることができます。

「何度お礼を言っても足りないくらいです」という表現もよいでしょう。「ありがとう」という言葉を重ねるのさえ足りないくらい感謝していると、深い気持ちを伝えることができます。あなたの感謝の気持ちの深さに、相手も感動してしまうかもしれません。

未来につながる言葉を
添えるのもおすすめ

 今回は心地よい人間関係を築くための「ありがとうございます」にちょい足しする魔法の言葉を紹介しました。心の込もった感謝の言葉は、人間同士の心を結びつけ、よりよい関係を築くための強力なツールです。

 上記の感謝の言葉に加えて、今後の未来につながる言葉を添えるのもおすすめです。「これからもどうぞよろしくお願いいたします」「また一緒に仕事ができることを楽しみにしています」など、相手と末長く付き合いを重ねたい気持ちを、包み隠さず表現することが大切です。

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