1スライドの色数は3色を基本とするのが良いでしょう。文章は黒文字、スライドの表現部分はそれ以外で色を選びましょう。
たとえば国別のGDP推移などは、どうしても国ごとに色を変えて表現する必要があります。この場合は、3色以上になることはやむを得ません。ただし、そのグラフから何を伝えたいのかが明確な場合は色数を限定することが可能です。
1カ国だけを強調させるやり方や、3カ国だけを比較するなど何をメッセージとして伝えたいのかを明確にして色を選択しましょう。すべての国を色分けしなければならない場合とは、参考資料としてデータを共有する場合くらいであると考えた方が良いでしょう。
同書より転載
青色はポジティブなとき
赤色はネガティブなとき
『シンプルだけど、人を動かす77のルール プレゼン力の基本』(前田鎌利、日本実業出版社)
シグナルとは信号のことです。青はススメ、赤はトマレ。したがって青はポジティブ、赤はネガティブの色としてあらかじめ設定することで、社内での資料の確認や意思決定のスピードが、1.5倍から2倍早くなります。管理職にとって重点を置いてみるべき場所が明白になるからです。
このような社内ルールが整備されると、生産性が上がります。
データを見せる時に、ポジティブな内容であれば青、ネガティブな内容であれば赤を使うと、管理職が詳細に確認をするのは赤の方になります。管理職はうまくいっていることに対しては基本的にスルーして任せますが、うまくいっていないことはなんとかしたいものです。
この心理を利用してシグナル効果を使い分けることで、決裁スピードが上がり、決裁件数を増やすことが可能です。ただし、企業によっては赤をポジティブにするところもありますので、企業文化に合わせて使い分けるようにしましょう。







