中国 2013年7月17日

【番外編】モルディブレポート
今や中国人に定番の新婚旅行先。中国人向けサービスが充実

中国人観光客を呼び込むヒントがここにある!?

 普段、上海で生活していると、中国の若者は日本人よりも英語が話せると思わされることが多い。ところがここに来ていた夫婦たちは、意外と英語を苦にしている人が多かった。

 上海や北京などの都市部だけでなく、地方からやって来ている人たちも多かったからかもしれない。レストランでウェイターが話している英語がわからず、助けを求められたこともあった。

 中国人を避ける一方で、言葉が通じるという安心感もほしい。一見すると矛盾した要求だが、日本でも、比較的上の世代には当てはまる発想なのではないか。

 ここにこそ、中国人観光客を呼び込むヒントがあるのではないだろうか。訪日中国人観光客の数は順調に推移していたが、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題で激減。しかし、ツアー客が減少している一方で、個人観光ビザによる旅行者は増えているという話も聞く。

 地方自治体が、中国人観光客を呼び込もうとこれまでプロモーションを行なってきたが、どうしても東京と大阪を結ぶゴールデンルートと呼ばれる定番コースと、北海道、沖縄に集中しているの現状だ。

 中国で知名度の低い観光地は、もし本気で中国人観光客を呼び込みたいなら、中国語対応などの受け入れ態勢を強化するべきだろう。

 ビザも徐々に取得条件が緩和されているが、それでもまだ保証金が必要であったり、一般の人にとってはハードルが高い。

 外務省は、この7月からタイ人、マレーシア人の短期滞在ビザを免除すると発表したが、順序が逆のような気がしてならない。

 いくら中国大陸からの旅行者が激減しているとはいえ、国別訪日旅行者数では相変わらず上位に位置している。以前はあれほど熱心に観光誘致していたのに、二国間の関係が悪くなったから中国人よりもタイ人やマレーシア人では、あまりにも節操がないのではないか。

ダイビングの申し込み場所で繰り返し流れる映像は、中国語字幕のみだった【撮影/大橋史彦】
首都・マレ市内の広場。イスラム社会なので、この日(金曜日)は休日だった【撮影/大橋史彦】

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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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