絶大な人気を誇るAIエージェント「オープンクロー」の主要部分を構築したエンジニア2人が厳しい警告を発している。高収入のソフトウエア開発者に取って代わるとされるこの人工知能(AI)が、質の悪い、場合によっては危険なコードを大量に世に送り出しているという。2人はこの現象を「バイブ・スロップ」と呼ぶ。平易な言葉でAIツールに指示してソフトウエアを作る「バイブ・コーディング」と、ソーシャルメディアにあふれる低品質のAI生成コンテンツ「AIスロップ」を組み合わせた造語だ。バイブ・スロップが起きるのは、コーダー(プログラマー)がシステムの設計・試験という骨の折れる作業を手っ取り早くAIに任せた時だという。そうして出来上がったソフトウエアは長くはもたない。問題は深刻で、オープンソースコードが保存されている世界有数のリポジトリ「ギットハブ」は、新たな指針や機能を導入してこれに対処しようとしている。