伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。本連載は、情報をよりわかりやすく、という枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。今回は筆者のもう一つの顔、ダージャリストとしての力を、インフォグラフィクスと融合させました。

ダージャリストの本領発揮!
インフォグラフィクスとの融合

 今回は画期的に、インフォグラフィックとダジャレの融合です。当連載のひとつ前に僕がこの場でやらせていただいていたのが『ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド 』という35回の連載。

 アカデミックにダジャレを解析しているということにおいては、日本のトップではと(笑)。そんな僕ですから、インフォグラフィックにも取り込むたくなるのはむべなるかな。そしてネタは、ダジャレに向いている、焼き肉です。

 ではまず、<インフォグラフィック画像>をどうぞ。

「牛肉の部位別名称」を赤身系&内臓系2種で<br />「画像ダジャレ」インフォグラフィックにグラフィック作成/小宮山秀明
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 ぱっと見、一番目立つのは<みのもんた>の顔写真ではないでしょうか。写真の切り取り方含めてインパクトありますね。もちろん、ミノ(第一胃)のことです。実際にオーダーするとき「あ、もんたください……いや、ミノください」というふうに使用するのです。そして、僕は、してます……。

 もう説明不要一目瞭然だと思いますが、これは<牛肉の部位をダジャレの写真で見せていく>というインフォグラフィックです。