いよいよ今週末からゴールデンウィーク。今年は前半の休みが飛び飛びということもあり、有給を取得して最大で4月26日から5月6日まで11連休という方もいるかもしれません。ただその一方で、「有給なんてとってもじゃないけど申請できないよ」というゴールデンウィークとは無関係な時間を過ごす方もいることでしょう。

 そこで今回は、就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズが、同サイトに登録された2万人超の現役社員による「生の声」を分析した結果から、業界や企業によって明暗が分かれる“有給取得率”の実態について見ていきましょう。

 調査対象データは「Vorkers」に2010年2月~14年2月に現職社員から投稿されたレポート2万3174件。社員として1年以上在籍した企業の情報であり、500文字以上の自由回答と同社が定めた8つの評価項目に回答、という2つを条件にデータを回収。

トップはNTT&自動車関連
ワーストは飲食&不動産・住宅関連

 まず、業界別のランキングを見ていきましょう。同調査では業界を47に分類。その結果、1位となったのは「通信、ISP、データセンター」業界で、有給取得率は61.57%に上りました。次いで、2位が「自動車、自動車部品、輸送機器」業界で取得率は58.67%、3位は「監査法人、税理士法人、法律事務所」で取得率は57.26%となっています。

 では一方のワーストはどうなっているのでしょうか?ワースト1位、すなわち有給取得率47位になったのは、「フードサービス、飲食」業界で、取得率は22.18%。ワースト2位(46位)は、「不動産関連・住宅」業界で取得率22.33%、ワースト3位(45位)は「住宅設備、建材、エクステリア」業界がランクインし、取得率は22.42%となっています。

 トップとワーストの業界を比べると、有給取得率の差は実に3倍。じつに大きな格差です。