最近、有吉弘行さんや坂上忍さんのような毒舌タレントが注目されています。ときには相手を傷つけるような言葉を発する一方で、その歯に衣着せぬ言動が「爽快で気持ちいい!」と共感を呼び、今や視聴者の代弁者的な存在として欠かせません。

 ただ、そんな毒舌社員が同じ職場にいたらどうでしょうか?しかも、それが後輩社員であったとしたら?今回は、日々、職場で頭を抱えたくなるような毒舌を発する社員と関わることになったときの付き合い方について、みなさんと考えてみましょう。

「毒舌な女性は嫌い」が8割超!
一方で大人気の毒舌タレントたち

 会議や打ち合わせといった仕事の場面。あるいは同僚同士で飲みながら語り合う場面。いずれにしても意見が飛び交うときは、

<ここは社内。明日からも仕事で同僚と顔を合わせる場所だから、発言にはそれなりに気をつけよう>

 と、どんなにムッとすることがあっても自分なりにブレーキをかけて注意深く話すもの。それが社会人としてのたしなみであり、暗黙知であり、誰もが知っている常識というものです。ただ、そんな暗黙知を無視するかのように、

「うちの会社は終わっていますよね」

 といった発言を臆せずにする人がいます。そんな毒舌な社員が職場にいたら、どうしますか?

 ちなみに「毒舌」とは、他人に対する辛辣な言葉・悪口や厳しい皮肉のこと。毒舌を振るう人は、「毒舌家」と呼ばれます。そんな毒舌家に対するマイナビの調査によると、「毒舌な女性が好き」と回答した人は2割以下。その理由と問うと、

・思いやりがなさそう
・器が小さく見えるから
・偉そうにみえる

 といった否定的な言葉がズラリと並びます。

 ただ最近では、TVのバラエティー等には毒舌を売りにしたタレントが数多く登場。意外にも?人気は高く、視聴者からも愛されていたりします。その代表的な存在といえるのが、有吉弘行さんでしょう。ちなみに「毒舌家の元祖」と言えるのはビートたけしさんかもしれません。