全寮制で7割は留学生
ついに開講するISAK

 こんにちは鈴木寛です。

 8月24日、新しい学校が長野・軽井沢の地に誕生します。「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(International School of Asia, Karuizawa)」。通称、「ISAK」と呼ばれています。

 マスコミでもしばしば取り上げられてきたので、ご存じの方もいるかもしれませんが、ISAKは高校生を対象にした全寮制のインターナショナルスクールです。「アジア太平洋地域そしてグローバル社会のために、新たなフロンティアを創り出し変革を起こせるリーダーを育てる」ことをミッションにしています。

 各学年50人編成で、7割はアジア太平洋地域からの留学生。まさにリーダーシップとダイバーシティを学ぶことを主眼にした新しい学校です。日本の学習指導要領だけでなく、国際バカロレアを採用したプログラムですので、卒業後は海外の名門大学に受験できる学力、語学力、視野も身に着けられます。私も当日の開校式に出席する予定です。即日で授業が始まると聞いていますので、生徒たちがどのような学びをするのか見学できそうで楽しみにしています。

 代表理事の小林りんさんは外資金融や国際協力銀行、ユニセフなどでキャリアを積んだ方です。大学は東京大学に進まれましたが、10代の頃、都内の高校を中退してカナダの全寮制インターナショナルスクールに通われた経験をお持ちです。詳しくは後述しますが、もともとISAKを構想されたあすかアセットマネジメントの谷家衛(たにや・まもる)社長が私の中学以来の友人で、谷家さんが、ずっと探し続けてきた最善の人にめぐりあえたと大喜びで、私に、りんさんをご紹介くださいました。以来、私もISAKのアドバイザーとして、りんさんの獅子奮迅のご活躍を近くで見させていただいてきました。

 この間、りんさんは2人目のお子さんの産休も挟みながら大変な苦労を乗り越え、準備されてきました。実は、私はりんさんのお母様とも以前からの知り合いでした。本当のところは知り合った後になって、りんさんのお母様だと判明したのですが、お母様をはじめご家族のサポートにも、心から敬意を表したいと思います。