タイ 2014年9月12日

小さな「気になるぅ~」に答えてみました
バンコク生活素朴な疑問【交通・乗り物編・その1】

Q:警察官が交通整理をすると、必ず渋滞するのはなぜ?

A:警察も頑張っているんです。

 バンコクの交通警察に聞いてみたところ、こんな回答が来ました。

 「日本人だけでなく、タイ人からもそういう意見がよく挙がります。でも、目の前の状況だけを見て私たちを責めないでください。
 交通量が多くなって車が詰まっている場所を整理するわけですから、その前から渋滞していたかもしれませんし、場所によっては警官の指示やルールに従わない車のせいで渋滞が悪化することもあります。また、事故の場合もあります。交通整理をしないと危険なケースだってあるんです」

 ちなみに、警官が交通警察に初めて配属された場合、まず研修として、交通法規、手信号と笛の使い方などを3~5日間かけて学び、筆記試験が行なわれます。その後、先輩の指導員と現場に出て、3~6カ月間の見習い期間を経た後、一人前として任務に就くそうです。研修や見習いの期間は人によって変わります。

待ち時間が数字でカウントされるデジタル信号が増えているものの、警官による手動切り替えの交差点もまだ健在だ【撮影/『DACO』 編集部】

Q:パトカーのようだけど警察じゃなさそうな車は何?

 運転をしているとたまに、パトカーみたいだけど警察ではなさそうな車がピーポーピーポー走っていますが、あれはなんの車?

A:民間のボランティア・レスキュー隊の車です。

 タイにはボランティアの民間レスキュー隊が多数あり、交通事故や災害などが起こると真っ先に現場に駆けつけ、負傷者の救助や緊急治療、搬送、事故現場の保全を無償で行ないます。

 このレスキュー隊のほとんどは、タイに住む華僑の団体が、華僑系企業や地域住人の寄付により運営しているもの。バンコクには「華僑報徳善堂」と「泰国儀徳善堂」という2大レスキュー団体があり、両団体を合わせた隊員数は3000人とも4000人ともいわれています。

 彼らは無線センターを設置して年中無休・24時間体制で待機し、いざ事故や火災が発生すると即時に情報をキャッチして現場に急行するため、早い時で事故発生から数分以内に駆けつけることも多いとか。2004年末のインド洋津波、2006年末の連続爆弾テロの際も活躍しました。

事故現場に迅速に駆けつけてくれる心強い存在。救済により「徳を積む」仏教的価値観から生まれた事業という【撮影/『DACO』 編集部】

 タイに住んでいる人はもちろん、旅行者にも気になる話がいっぱい。次回もお楽しみに。

(文・撮影/『DACO』 編集部)

『DACO』とは?:バンコクで月2回発行される無料の情報誌。発行人の沼舘幹夫編集長は25年近く前に日本の通信社からニュースを仕入れ、在タイ日本人に伝えるために駐在員として来タイした。


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