タイ 2014年10月1日

小さな「気になるぅ~」に答えてみました
バンコク生活素朴な疑問【交通・乗り物編・その3】

Q:タクシー運転手はなぜ道を知らない?

 なんでタクシー運転手は道を知らないの? きちんと運転手に教育している会社のタクシーの色は?

A:試験や研修制度などがなく、いきなり業務に就くからでは?

 日本の場合、たとえば東京、大阪、神奈川などの指定地域では、国土交通省の指導によりタクシーセンターの「地理試験」に合格しないと運転手になれません。また、地方のタクシーでも会社に研修制度を設けていたり、無線で道を教えあうなどのシステムが整っています。

 ところが、タイではそういった研修や試験が義務付けられていないため、地方から出てきてすぐ運転手として働き始めることもしばしばです(田舎から出てきてすぐに少ない元手で始められるのがこの仕事なので)。

 タイでは認可を受けた法人タクシーがその会社独自の車体色を使うことができるので、車体の色でどこの会社のタクシーかがわかるようになっています。

 おすすめのタクシーの色ですが、以下の2社が評判がいいようです。

■緑色の「スワンナプーム・タクシー共同組合」(サハコン・テックシー・スワンナプーム)
 運転手に研修を行なって言葉遣いやマナー全般、英会話を教えているほか、きちんとした服装を指導しています。座席に清潔なカバーを掛けているのも特徴。(ウェブサイト:www.suvarnabhumitaxi.co.th)

■水色の「タイ・エース・リーシング社」(タイ・エーチ・リッシング)
 タクシー送迎サービス「TAX RADIO 1681」を行なっている会社。全車両GPS搭載で、センターですべての車両の位置を把握できます。(ウェブサイト:www.thaiace.com)

 とくにDACO編集部のオススメは緑色の「スワンナプーム・タクシー共同組合」。日本のタクシーを参考にして他社よりも高いサービスを提供しているそうで、運転手はジーンズ禁止など服務規程も厳しいようです。

なかには道を知っていても、回り道をしようとする悪い運転手もいるので注意。写真は評判のいい緑色と水色のタクシー【撮影/『DACO』 編集部】

 なお、黄色と緑のツートンカラーのタクシーは個人タクシーで、ドライバーの腕も対応もいろいろです。

Q:なぜ直進=ハザードランプなの?

 交差点などで車が直進する際に、なぜハザードランプを点滅して走行するのでしょうか?

A:本当はダメなんですが、なぜかそういう習慣があるようです。

 前後左右の黄色いランプを点滅させるハザードランプ(非常点滅表示灯)は、タイの法律上では「車が故障して停車するとき」のみ使うことになっています。

 しかし、実際の慣習では、①故障車を牽引して走るとき、②雨が降って視界不良のまま走るとき、③急ブレーキで数台が一度に停まり、最後の車両になったとき、④四つ角で直進するとき、などにハザードランプを点けています。これは「ほかの車に注意を促す」意味があるそう。

 質問の「直進の場合」は、後続車に「直進しますよ」という意味で点けているそうですが……。左右から来ている車からはハザードランプの一部しか見えず、「左折」や「右折」のサインに見えて、これが事故の一因になっていたりします(下の図を参照)。

 普通の教習所では点けないように教えますが、たとえば親から運転を習ってた場合などは、いまだに点けるように教えられるようです。

信号のない交差点での直進にハザードランプを使うと事故の原因になりかねない【撮影/『DACO』 編集部】

(文・撮影/『DACO』 編集部)

『DACO』とは?:バンコクで月2回発行される無料の情報誌。発行人の沼舘幹夫編集長は25年近く前に日本の通信社からニュースを仕入れ、在タイ日本人に伝えるために駐在員として来タイした。

 

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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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