愛の大安売りが、女性たちを自信過剰に

 ネット婚活サイトでは、男性が複数の女性に気軽にアプローチできる。したがって、女性はほうぼうからアタックされ、一見モテモテ状態に。

 そんなこんなで、「自分はすごくイケているんだ」と勘違いしやすい。だからついつい高望みしてしまい、めったな男性には振り向かなくなる、と清水さん。

 しかし、男性からすると、せっかくメールを送っても高飛車に扱われたりして、非効率なことこのうえない。

 実際、筆者は「100人にメールを送ったのに、誰とも交際できなかった」という男性を取材したことがある。結局彼はすっかり自信喪失した揚句、婚活そのものをやめてしまった。

 メールだからこそできる「愛の大安売り」。だが、実はそうしたマス狙いのマーケティングが男女の自信格差を広げ、ミスマッチの元凶になるのだ。婚活の成果を上げたければ、ワン・トゥー・ワンか、せいぜいワン・トゥー・スリー・マーケティングにとどめたいものだ。

出会い系サイトに注意!

 もうひとつ、気をつけたいのはサイト選びである。

 「婚活」を謳っているサイトは、実質上の出会い系サイトも皆無ではないからだ。

 とくに、登録の際の敷居が低いサイトには注意が必要である。身分証明書の提示を求める仕組みになっていても、コピーや画像の送付のみでは、必ずしもそれが本人のものかどうかはわからない。サクラや、自らを独身と偽る既婚者が紛れ込んでいる可能性もあるだろう。本人確認できる身分証明書のほか、住民票、勤務先の証明書、自治体で発行する独身証明書などもあわせて提示するサイトのほうが、より安心といえる。

 また、定額制でないものは、メールのやりとりが頻繁になったりして、思わぬ高額料金を請求されることもある。