衝撃のツイート投稿! 
一日で4万件超の拡散で一気に危機的事態に!

「ペヤング ハーフ&ハーフ激辛焼きそば」にゴキブリらしき昆虫が混入していたという衝撃的な情報と画像が12月2日ツイッターに投稿された。

 ビジュアル的な視点では、最悪のイメージであるゴキブリの混入とあって、ソーシャルメディア間でのリツイートやシェア機能で一気に風評は拡散した。たった一匹のゴキブリの混入は瞬く間に企業ブランドを揺るがす危機的事態にまで発展した。

 ソーシャルメディアにおける投稿の中には、一部に話題狙いのイタズラによる行為も散見されるが、この画像は、悪ふざけで麺にゴキブリを置いて撮影するなどの単純なイタズラを否定する「ゆゆしき事態」を彷彿させるものである。ほぼ個体一匹のゴキブリと思われる昆虫が揚げた硬い麺に包み込まれるように写り込んでおり、黒と白のコントラストが痛々しい。見た者のインパクトは計り知れないだろう。その画像の影響力がいかに大きかった点については、下記のツイッターの拡散状況を見ても推し量ることができる。

投稿翌日には保健所の立入調査
会社の見解を全面否定!

 その拡散状況のスピードと影響力の一端は、行政をも動かした点にある。当初、当該製品を製造していたまるか食品(本社:群馬県伊勢崎市)は「通常の製造工程ではこのような混入は考えられない」と一貫して偶然の混入を否定していたが、伊勢崎保健所は本社工場を3日夜急遽立入調査し「製造過程での混入を否定できない」と結論づけて行政指導を行った。