正しいスウィングができているかどうかは、素振りでのクラブの「クラブが風を切る音」でチェックすることができます。

 第1のチェックポイントは、音が鳴るポジションです。

 切り返しからダウンスウィングの部分で力を入れていくと、インパクト「前」に音がしてしまいます。これはアマチュアに多く見られる症状ですが、こうなるとボールが当たる前にヘッドスピードが最速になり、効率よく飛ばすことができません。

【第12回】アマチュアゴルファーのお悩み解決セミナー<br />Lesson12「正しいスウィングできていますか?」
腰の回転とフットワークを使えば、大きなスウィングアークでクラブを最後まで振り抜くことができる。

 理想的なのは、インパクト「後」のフォロースルーで、音が鳴るようにクラブを振ることです。クラブヘッドが左腰の高さに上がるまでのポジションで音が鳴れば、自分なりの最速のヘッドスピードでボールをとらえることができ、エネルギーをロスすることなく、飛距離アップを図ることができるのです。

 最初は音を鳴らすことも難しいかもしれませんが、フォロースルーで飛ばすというイメージを持って、シャドースウィングを繰り返しましょう。