音楽の楽しみ方・触れ方は人それぞれ

 私は、株式会社山下ピー・エム・コンサルタンツという、主に建設業界のマネジメント業務を行っている会社で代表取締役を務めていますが、縁があって、「ダイヤモンド・オンライン」で年末年始に楽しみたい「音楽」……青春時代を共に過ごしてきた「音楽」について、原稿を書かせていただきます。

 本稿で読者諸氏が、「音楽の魅力って、そうだな」「ああ、そんなアーティストがいたなぁ」「久しぶりに洋楽を聴いてみよう」「お正月休みは音楽三昧しよう」――そんな思いに駆られていただければうれしいです。

 私にとって、「音楽」は、現在の仕事のモチベーションに通じるものがあり、「音楽」があってこそ、現在の自分が構成されたくらいに思っています。

 そもそも、音楽とはどのようなものでしょうか?

 人によっては車を運転しながら、あるいは、休日に読書でもしながら音楽に触れるでしょう。

 予定している生のライヴに行くことを楽しみに日々の仕事に勤しんだりと、音楽を楽しむスタイルは多種多様にあると思います。

年末年始に聴きたい<br />60・70年代洋楽の名盤10選レコードのコレクションはいまでは最高の宝物

 私にとっても音楽はなくてはならないもののひとつで、若い頃からコレクションし続けてきたLPレコードは2000枚、昔のシングルEPレコードが2000枚、CDは5000枚ほどになってしまいました。

 何らかの趣味をお持ちの読者諸氏ならば、いつの間にかこれだけの枚数が集まってしまったことに共感をいただけるのではないでしょうか。コレクションするということは、ある種、自分の「現在」と「過去」を手に入れることにもなり、これらのレコードやCDは、全て私の人生と共に歩みを続けてきたものと言っていいでしょう。