アプローチが苦手な人のために、今回は効果抜群の練習法を紹介しましょう。

 用意するものは、昔懐かしい「ビー玉」です。ビー玉はできるだけ小さいものが効果的で、それをゴルフボールの代わりとして打ちます。飛ばす距離は5~10ヤードほどですから、アプローチ練習場などで簡単にできます。

【第26回】アマチュアゴルファーのお悩み解決セミナー<br />Lesson26「 “ビー玉”でアプローチを克服! 」
ボールをすくい上げる(持ち上げる)動きがあると、あらゆるミスショットが出てしまう。

 ショートゲームが苦手で、ダフリやトップのミスを繰り返してしまうゴルファーには、ボールを「すくい上げる」というクセ(悪い動き)があります。ボールを高く上げようとして、インパクトでクラブが下から入るため、早くヘッドが落ちるとダフリのミスに、ヘッドが上昇したところで当たると、トップのミスになるわけです。

 このタイプの人は、体よりも手の動きが強く、スウィング軌道が不安定なので、プレッシャーがかかる場面ほど、大きなミスが出やすくなります。