フジテレビが初の赤字転落、広告代理店からも見放される苦境 週刊ダイヤモンド編集部 今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ 2015.11.9 5:00 Tweet 印刷する A A フジとしても、その点を十分理解した上での編成だったのだろうが、代理店に見放されるとまでは想定していなかったようだ。 フジテレビが開局以来の営業赤字! 『週刊ダイヤモンド』11月14日号の第1特集は、「誰がテレビを殺すのか」です。本特集の締め切り直前に発表された、2015年4~9月期のフジテレビの決算は、開局以来初めて営業赤字に陥りました。 視聴率の低下で広告費用が前年同期比で5%以上落ち込む中でも、番組制作費を同7%近くも増やしたことが主因です。自分たちの想定以上に広告主がつかなかったとはいえ、苦しい状況の中でそこまで制作費を増やす必要性が本当にあったのでしょうか。 他の民放から「丼勘定で経営しているのでは」との声が出ていますが、フジが反論できる材料は多くありません。 かつての王者でさえ、経営のかじ取りを少しでも間違うと、赤字に転落するという厳しい市場環境の中で、地方局は言わずもがな、さらに苦しい経営を迫られています。 今後、キー局の系列を軸にした再編は必至とみられており、本特集では地方122局の財務データを基に、「経営苦境度ランキング」を作成しました。自分の地元テレビ局は、一体何位に入っているのか。ランキングを眺めることで、実情を知る良いきっかけになるかもしれません。 「娯楽の王者」だったテレビを殺すのは、台頭するインターネットの配信事業者か、それとも地上波という牙城に安穏としてきたテレビ局の経営陣か、はたまた全く違う第三勢力なのでしょうか。業界の現状と展望を探った本特集を、是非、ご一読ください。 (『週刊ダイヤモンド』副編集長 田島靖久) 1 2 3 3 Tweet 特集 人事部の仕事をAI・脳科学が奪う!それでも残る「人の役割」とは? 就職人気企業「順位上昇度」ランキング2019、最もランクアップした企業は? 「本流」の若者がベンチャーへ、ブームを引っ張る新世代起業家の実像 全国主要35駅「駅からの交通便利度」調査、住民と観光客に優しいのは?