何より聡さんが罪深いのは「もっと若い子と結婚したい」という煩悩が脳内にとどまらなかったことです。「A子ちゃんがかわいいなぁ。いや、B子ちゃんもいいな。いやいやC子ちゃんも捨てがたい」。そんなふうに妄想の世界でニヤニヤしているだけなら、誰にも迷惑をかけないので人畜無害でしょう。しかし、聡さんはあろうことか「現実の世界」で、すでに「次」を探し始めていたのです。これはどういうことでしょうか?少し話を遡ってみましょう。

 聡さんと奥さんが出会ったきっかけは「婚活サイト」だったそうです。婚活サイトは、まず未婚の男女が自分のプロフィール……例えば、年齢や出身地、現住所、年収や地位、勤務先、さらに身長や体型、顔写真などを登録し、サイト上で公開します。そして気になる異性を見つけたら、サイト上でアプローチをし、やり取りをし、最終的には実際に会ってみるという流れですが、2人は半年の交際を経てゴールインしたようです。

 ところで婚活サイトの料金体系はどうなっているのでしょうか?運営会社に多少の違いはあるにせよ、ほとんどの場合、手付金と成功報酬という2段階です。手付金とはサイト登録時に支払うお金、成功報酬とは成婚時に支払うお金ですが、問題は後者です。

 運営会社は成婚の有無をどのように調べるのでしょうか?単なる一利用者という立場では、例えば、利用者の戸籍謄本などを「本人の承諾なしに」手に入れることは個人情報保護法があるので不可能です。だから、あくまで善良な利用者の「自己申告」に頼るしかないのですが、結局のところ、結婚したにもかかわらず、「いい相手が見つからなかった」などと真っ赤な嘘をつき続けるような輩がいたら、どうしようもないのです。ケチれるものならケチりたいという金に汚いタイプが混じっていたら。

妻より一回り若い女性から
次々とアプローチが

 このように成婚の事実を隠そうと思えば、最後まで隠し通すことが可能なのですが、聡さんはどうしたのでしょうか?どうやら善良な利用者ではなかったらしく、未だに聡さんのプロフィールは残ったままだったのです。わざとなのか、たまたまなのか今となっては定かではありませんが、実際には何が起こったのでしょうか?何人もの女性が妻帯者である聡さんに対して次々と求愛をしてきたのです。例えば……。

>>後編『婚活サイトで妻より若い子にモテモテ 結婚4ヵ月で離婚を決意したゲスな夫(下)』に続きます。

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