当該事件の加害男性が妻の嘘に気づいていたかどうか分かりませんが、後者を選んだようです。もちろん、賛否両論あるでしょうが、今回は事件と同じように後者を選んだケースを私のところの相談から紹介しましょう。ただし、責任の取らせ方は局部切断ではなく、もっと真っ当な方法ですが。本当はどうすれば良かったのかを一緒に考えていきましょう。


◆今回の離婚のトラブル/妻が妻帯者と不倫をしていることが判明する。妻は不倫相手からレイプされたと言うが……。

<登場人物(すべて仮名)>
夫:真中直樹(45歳。会社員で年収850万円)
妻:真中洋子(42歳。専業主婦)
不倫相手:藤川茂樹(見た目は30代後半。職業不詳。妻と別居中)

・夫婦の状況とトラブルの経緯
スポーツクラブで出会った男性と夫と二重生活を続けていた妻。不倫を証明する写真を夫に見つけられてしまい、妻は無理やり関係をもたされたと言い訳をする。夫は妻の不倫相手に「別れてほしい」と直談判しに行く。


 きっかけは一枚の写真でした。

「私たち夫婦は今年で結婚10年目ですが、こんなに大きな声を張り上げたのは10年間で初めてでした。『ふざけるな!何なんだ、この写真は』ってね」

スマホと同期したパソコンに
妻が見知らぬ男と肩を抱き合ってる写真が

 そんなふうに当時の悪夢を振り返ってくれたのは今回の相談者である真中直樹さん(45歳)。直樹さんはもともと「事なかれ主義」だそうで、夫婦生活のなかで多少、頭にくること、気に入らないこと、イラっとくることがあっても、いちいち妻に当り散らすことなく、自分のなかで飲み込む……そうやって良い意味での「冷戦」を続けてきました。そんな直樹さんですら、冷戦の沈黙を破り、宣戦布告をせざるを得ないほど、この写真は直樹さんの逆鱗に触れてしまったのですが、なぜ目に留まってしまったのでしょうか?