
[東京 21日 ロイター] - ソフトバンクグループは21日、ニケシュ・アローラ副社長が退任すると発表した。社長交代時期をめぐり孫正義社長と認識にずれが生じたため、22日の任期満了に伴い退任する。孫社長の後継者選びは振りだしに戻った。
ソフトバンクは退任の理由について、孫社長は当面トップとして指揮を執り続ける意向だったのに対し、アローラ副社長は「数年のうち」にトップに就く意向を示したことから「両者の時間軸のずれを踏まえ、退任することになった」と説明している。
アローラ氏は7月1日付で、同社の顧問に就任する。
孫社長はアローラ氏の顧問就任のリリースで「(当初は)60歳の誕生日に経営を引き継いでもらおうと考えていた」と胸の内を明かす一方で、ソフトバンク2.0やスプリント
アローラ氏は米グーグル
ソフトバンクでは、インドのインターネット通販大手スナップディールやタクシー配車アプリのオラなどへの出資を手掛ける一方で、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング
*内容を追加して再送します。
(志田義寧)