死後もにぎやかに?「納骨コンドミニアム」
BTSスクムビット線プンナウィティ駅東側のワット・タムモンコン・タオブンヤノンウィハーンの敷地内に、納骨堂コンドミニアム(以下、コンドー)と呼ばれる巨大な堂はあった。
家に遺骨を安置するのが都合悪くなった人、単に先祖代々の供養を一度にしたい人など遺骨安置についての様々な案件に応えた結果できたコンドーだ。
内部には風水を取り入れた約1万ユニットの安置場所がある。屋上には噴水のプールに囲まれて天井がプラネタリウムのような公共のホールがあり、その中央には翡翠の仏像を鎮座させている。
さすがにこれだけの設備と広さだと悲壮感は漂っていない。隣の区画の霊が自分の納骨区画に遊びにくるようなにぎやかさがある。
建立は15年ほど前。外国人でも利用することができる。納骨の手続きに必要な書類は一切要らず、予約に来るだけでよいそう。日本人の遺骨も安置されている。





次のページ>> 遺産と相続はどうなるのか?
|
|