auじぶん銀行の住宅ローン

優良住宅ローンの住宅ローンの金利・金利推移・手数料(新規・借り換え) は?【2024年4月最新版】
フラット35専門の金融機関で、手数料が安い!

2024年4月1日公開(2024年4月1日更新)
ダイヤモンド不動産研究所
監修者 淡河範明:住宅ローンアドバイザー
優良住宅ローンのロゴマーク

優良住宅ローンの住宅ローンの口コミ・金利・金利推移・手数料(新規借入・借り換え) 、おすすめポイント、注意点を解説しよう。優良住宅ローンは、2005年に住宅金融支援機構が取り扱う「フラット35」専門の金融機関として誕生した。15年以上の長期ローンしか組めない点がデメリットだが、20年超の固定金利型は業界最低水準の金利で諸費用も安い。最終的な契約は店舗に出向く必要があるが、手続きはすべて郵送で行われる。(監修:住宅ローンアドバイザー 淡河範明)

優良住宅ローンの住宅ローンのメリット

(1)「フラット35」の専門金融機関で、金利も手数料も最低水準

優良住宅ローンの住宅ローンのトップページ

 優良住宅ローンは住宅金融支援機構の「フラット35」の専門金融機関。金利は最低水準に設定されており、事務手数料も低いのが特徴だ。

・新規借り入れは、借入額×0.8%(住宅性能評価物件なら借入額×0.5%)
・借り換えは借入額×0.66%(住宅性能評価物件なら借入額×0.55%)

 と、「フラット35」を取り扱う金融機関のなかでは、非常に安い。「フラット35」を借りるなら、最初に検討したい金融機関のひとつだ。

 書類の手続きはすべて郵送で行われ、その早さと対応の良さも魅力。ネットから資料請求を申し込むと2日後にはレターパックで書類一式が届く。審査が通過して契約を結ぶ場合には、普通は店舗に出向く必要があるが、居住地が店舗と離れて遠い場合に限って社員が自宅まで出張して手続きしてくれる。

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(2)フルローンを実現する組み合わせプランを用意

 「フラット35」では、頭金10%以上(借入額が物件価格の9割以下)と、頭金10%未満(借入額が物件価格の9割超)で金利が異なる。頭金10%以上の方が金利は低いが、100%融資はしてくれない。

 そこで優良住宅ローンでは安い金利を利用しつつ、100%融資を受けるために、「フラット35」で9割、残り1割分を「フラット35 プラスワン」という変動金利で融資する商品を用意している。フルローンを希望する人には便利な商品だ。

 ただし、「フラット35 プラスワン」の借入金額は、物件価格の10%以内で50万円以上、「フラット35」との合計で8000万円までという条件が付く。

(3)「フラット35」のリフォーム一体型ローンが利用できる

 中古住宅購入とリフォームを併せて検討している場合、「フラット35」のリフォーム一体型ローンが利用できる。手数料は借入額×1.6%(住宅性能評価物件は1.0%)。リフォーム一体型を取り扱っている金融機関は多くないので、ありがたい。

 ちなみに住宅性能評価は、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下「品確法」という。)」に基づく制度で、統一した評価基準で住宅の性能を表示する。住宅購入の際の安心材料となっているので、あわせて取得してもいいだろう。

優良住宅ローンの口コミ・評判は?

優良住宅ローンの利用者の評価、口コミ・評判

 優良住宅ローンの住宅ローン利用者の評価、口コミ・評判は? 大手アンケート調査会社に依頼し、実際の住宅ローン利用者822人にアンケートを実施。以下の項目について5段階で評価してもらい、評判・口コミも記載してもらった。 アンケート詳細はこちら

優良住宅ローンの口コミ・評判

下のボタンから各項目の口コミが確認できます。

金利について

評価:4.0★★★★ 他行より低い金利で満足している(職業:パート、年収約200万円、埼玉県在住、44歳、女性)

金利種別
借入期間30年
金  利
物  件中古戸建て
借入金額1000万円
借入時期2020年1月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 変動金利と比べると高めではあるが固定金利の安心感がある(職業:不動産 営業、年収約700万円、神奈川県在住、32歳、男性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.210%位
物  件新築戸建て
借入金額3800万円
借入時期2019年12月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:3.0★★★★★ 全期間固定のフラット35なので、変動金利よりは高い(職業:会社員、年収約500万円、大阪府在住、43歳、男性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.250%位
物  件新築戸建て
借入金額2700万円
借入時期2020年9月
推奨度合あまり勧めない
※回答時期2023年11月
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諸費用について

評価:4.0★★★★ 他の金融機関に比べ安かった(職業:不動産 営業、年収約700万円、神奈川県在住、32歳、男性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.210%位
物  件新築戸建て
借入金額3800万円
借入時期2019年12月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ フラット35系だと、優良住宅ローンは手数料が安い(職業:内装リフォーム業、年収約600万円、愛知県在住、41歳、男性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.300%位
物  件中古マンション
借入金額2200万円
借入時期2019年8月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 特に高いと思わなかった(職業:パート、年収約200万円、埼玉県在住、44歳、女性)

金利種別
借入期間30年
金  利
物  件中古戸建て
借入金額1000万円
借入時期2020年1月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月
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団信について

評価:4.0★★★★ 3代疾病保障がしっかりつけられた(職業:パート、年収約200万円、埼玉県在住、44歳、女性)

金利種別
借入期間30年
金  利
物  件中古戸建て
借入金額1000万円
借入時期2020年1月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 団信の適用範囲が広いとなお良いと思った(職業:不動産 営業、年収約700万円、神奈川県在住、32歳、男性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.210%位
物  件新築戸建て
借入金額3800万円
借入時期2019年12月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 団信に入れたのでよかった(職業:販売、年収約200万円、福岡県在住、37歳、女性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.245%位
物  件新築戸建て
借入金額1700万円
借入時期2020年12月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月
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手続きについて

評価:4.0★★★★ あまり経験することがないからこの程度かって感じでした(職業:医療、年収約600万円、神奈川県在住、32歳、女性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.30%位
物  件新築戸建て
借入金額7000万円
借入時期2021年11月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 担当の人の対応が、良かった(職業:パート、年収約200万円、埼玉県在住、44歳、女性)

金利種別
借入期間30年
金  利
物  件中古戸建て
借入金額1000万円
借入時期2020年1月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 住宅メーカーが全てやってくれた(職業:エステティシャン、兵庫県在住、34歳、女性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利0.850%位
物  件新築戸建て
借入金額5000万円
借入時期2022年8月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月
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審査について

評価:5.0★★★★★ 審査は順調で何も問題はなかった(職業:事業企画、年収約1000万円、埼玉県在住、43歳、男性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利0.720%位
物  件新築マンション
借入金額2500万円
借入時期2019年7月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月

評価:5.0★★★★★ 承認までが早かった(職業:不動産 営業、年収約700万円、神奈川県在住、32歳、男性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.210%位
物  件新築戸建て
借入金額3800万円
借入時期2019年12月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:3.0★★★★★ 産休中というだけで審査が厳しくなる会社が多かったが、審査は通った(職業:エステティシャン、兵庫県在住、34歳、女性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利0.850%位
物  件新築戸建て
借入金額5000万円
借入時期2022年8月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月
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借入後の対応について

評価:4.0★★★★ 普通。紙の書類ベースなのが不便(職業:会社員、年収約1400万円、神奈川県在住、37歳、男性)

金利種別
借入期間35年
金  利
物  件新築戸建て
借入金額5500万円
借入時期2019年6月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 特に今のところ契約以降動きなし(職業:販売、年収約200万円、福岡県在住、37歳、女性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.245%位
物  件新築戸建て
借入金額1700万円
借入時期2020年12月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:3.0★★★★★ 可もなく不可もなく(職業:会社員、愛知県在住、36歳、女性)

金利種別全期間固定金利
借入期間35年
金  利1.333%位
物  件新築戸建て
借入金額3100万円
借入時期2021年3月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月
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住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

優良住宅ローンの住宅ローンのデメリット!
「フラット35」は団信保険料が高コスト

 優良住宅ローンの「フラット35」は、フラット35の規約が適用される。戸建てだと70㎡以上、マンションだと30㎡以上でないと借りられない。

 また「フラット35」は、15年以上の長期ローンしか組めない点がデメリットとなり、短期で返済したい人には向いていない。

優良住宅ローンの住宅ローンはどんな人におすすめ?

 「フラット35」は、民間金融機関に比べて審査のハードルが低いと言われており、個人事業主や経営者、転職したばかりの人などにとっては借りやすい住宅ローンだ。

 「フラット35」を提供している金融機関のなかでは、優良住宅ローンの金利は最低水準であり、事務手数料も安い。「フラット35」のリフォーム一体型ローンもあり、品ぞろえも優れている。優良住宅ローンは、「フラット35」を借りたいのであれば、最初におすすめしたい金融機関のひとつだ。

借入可能額シミュレーション(年収別)の結果は?

 優良住宅ローンでは、住宅ローンをいくら借りられるのだろうか。年収別の借入可能額(目安)をシミュレーションしてみた(フラット35の新規借入)。なお、審査では年収以外にも職業、勤続年数なども参照するため、必ずしも下記の金額が借りられるわけではないが、目安にはなるだろう。

◆フラット35の住宅ローンの借入可能額(年収別)

年収 借入可能額(目安) 月々の返済額
200万円 1,552万円 5.0万円
300万円 2,328万円 7.5万円
400万円 3,622万円 11.7万円
500万円 4,528万円 14.6万円
600万円 5,433万円 17.5万円
700万円 6,339万円 20.4万円
800万円 7,244万円 23.3万円
900万円 8,000万円 25.8万円
1,000万円 8,000万円 25.8万円

※新規借入、35年固定金利は1.82%(頭金10%以上)、借入期間35年としてシミュレーション。ボーナスなし、別途手数料等が必要。フラット35の借入限度額は8,000万円。住宅金融支援機構「年収から借入可能額を計算」を参照。2024年4月調査

住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

優良住宅ローンの住宅ローンの金利推移

 優良住宅ローンの金利は、フラット35の金利と連動しており、金利だけを見ると割安ではない。

 なお、性能が高い住宅を対象とした「フラット35S」も取り扱っており、当初5年または10年間、金利が0.25%差し引かれるが、これは他行でも取り扱いが多い商品だ。

続きを見る

◆優良住宅ローンの住宅ローンの金利推移

年月 新規借入
35年固定
⇒ランキングで実質金利を確認
借り換え
リフォーム
⇒ランキングで実質金利を確認
借り換え
30年固定
⇒ランキングで実質金利を確認
2024年4月 1.320% 1.380% 1.820%
3月 1.340% 1.380% 1.840%
2月 1.570% 1.380% 1.820%
1月 1.620% 1.380% 1.870%
2023年12月 1.660% 1.380% 1.910%
11月 1.710% 1.380% 1.960%
10月 1.630% 1.380% 1.880%
9月 1.550% 1.300% 1.800%
8月 1.470% 1.220% 1.720%
7月 1.480% 1.230% 1.730%
6月 1.510% 1.260% 1.760%
5月 1.580% 1.330% 1.830%
4月 1.510% 1.260% 1.760%
3月 1.710% 1.460% 1.960%
2月 1.630% 1.380% 1.880%
1月 1.430% 1.180% 1.680%
2022年12月 1.400% 1.150% 1.650%
11月 1.290% 1.040% 1.540%
10月 1.230% 0.980% 1.480%
9月 1.270% 1.020% 1.520%
8月 1.280% 1.030% 1.530%
7月 1.260% 1.010% 1.510%
6月 1.240% 0.990% 1.490%
5月 1.230% 0.980% 1.480%
4月 1.190% 0.940% 1.440%
3月 1.180% 0.930% 1.430%
2月 1.100% 0.850% 1.350%
1月 1.050% 0.800% 1.300%
年月 新規借入
35年固定
新規借入
リフォーム
借り換え
30年固定
2021年12月 1.080% 0.830% 1.330%
11月 1.080% 0.830% 1.330%
10月 1.050% 0.800% 1.300%
9月 1.030% 0.780% 1.280%
8月 1.030% 0.780% 1.280%
7月 1.080% 0.830% 1.330%
6月 1.100% 0.850% 1.350%
5月 1.110% 0.860% 1.360%
4月 1.120% 0.870% 1.370%
3月 1.100% 0.850% 1.350%
2月 1.070% 0.820% 1.320%
1月 1.040% 0.790% 1.290%
年月 新規借入
35年固定
新規借入
リフォーム
借り換え
30年固定
2020年12月 1.060% 0.810% 1.310%
11月 1.060% 0.810% 1.310%
10月 1.050% 0.800% 1.300%
9月 1.070% 0.820% 1.320%
8月 1.060% 0.810% 1.310%
7月 1.050% 0.800% 1.300%
6月 1.040% 0.790% 1.290%
5月 1.050% 0.800% 1.300%
4月 1.050% 0.800% 1.300%
3月 0.990% 0.740% 1.240%
2月 1.030% 0.780% 1.280%
1月 1.020% 0.770% 1.270%
年月 新規借入
35年固定
新規借入
リフォーム
借り換え
30年固定
2019年12月 0.960% 0.710% 1.210%
11月 0.920% 0.670% 1.170%
10月 0.860% 0.610% 1.110%
9月 0.860% 0.610% 1.110%
8月 0.920% 0.670% 1.170%
7月 0.930% 0.680% 1.180%
6月 1.020% 0.770% 1.270%
5月 1.040% 0.790% 1.290%
4月 1.020% 0.770% 1.270%
3月 1.020% 0.770% 1.270%
2月 1.060% 0.810% 1.310%
1月 1.080% 0.830% 1.330%
年月 新規借入
35年固定
新規借入
リフォーム
借り換え
30年固定
2018年12月 1.160% 0.910% 1.410%
11月 1.200% 0.950% 1.450%
10月 1.160% 0.910% 1.410%
9月 1.140% 0.890% 1.390%
8月 1.090% 0.840% 1.340%
7月 1.090% 0.840% 1.340%
6月 1.120% 0.870% 1.370%
5月 1.100% 0.850% 1.350%
4月 1.100% 0.850% 1.350%
3月 1.110% 0.860% 1.360%
2月 1.150% 0.900% 1.400%
1月 1.110% 0.860% 1.360%
年月 新規借入
35年固定
新規借入
リフォーム
借り換え
30年固定
2017年12月 1.090% 0.840% 1.340%
11月 1.120% 0.870% 1.370%
10月 1.110% 0.860% 1.360%
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※35年固定(新規借入)「フラット35S・金利Aプラン、頭金10%以上・団信込み」、リフォーム「フラット35リノベ・Aプラン、頭金10%以上・団信込み」、借り換え「フラット35、頭金10%以上・団信込み」。なお、「フラット35S・金利Aプラン」は、10年後、金利を0.25%引き上げ。「フラット35リノベ・Aプラン」は、10年後、金利を0.5%引き上げ。

団体信用保険のラインアップは?

 優良住宅ローンの団体信用生命保険(団信)は、フラット35を組成している住宅金融支援機構の用意する団信を利用することになる。なお、団信に加入するかどうかは利用者が決められる。

 住宅金融支援機構の団信(機構団信)は以下のようになっている。

1、機構団信(死亡+高度障害状態)=表示金利
2、デュエット(夫婦連生団信)=+0.18%
3、3大疾病付機構団信=+0.24%
4、団信不加入=▲年0.20%

 「三大疾病付機構団信」の保障については、がん(診断で保障)、急性心筋梗塞(60日以上の労働の制限または手術で保障)、脳卒中(60日以上の後遺症または手術で保障)となっており、保障対象が広めだ。

◆優良住宅ローンの団体信用生命保険

  「フラット35」
無料の団信の保障範囲 ・新機構団信(借入時年齢:70歳未満)
(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
オプション保険の内容(保険料) ・3大疾病付機構団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.24%
(死亡、あるいは1~2級の障害で身体障害者手帳の交付を受けた場合。がんと診断された場合。脳卒中・急性心筋梗塞で60日超の労働制限と診断、あるいは手術を受けた場合。または、要介護2~5に該当すると認定、もしくは要介護状態が180日超の場合、ローン残高が0円)
・夫婦連生団信(デュエット)(借入時年齢:70歳未満)
金利+0.18%
(連帯債務で申し込んだ場合に利用可能。夫婦のうち、どちらか一方が死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)

手数料、保証料は?

 手数料が安いのが、優良住宅ローンの魅力だ。

 フラット35の手数料については、「融資額×2.2%」もかかる銀行が多いなかで、新規借入なら「融資額×0.8%」、借り換えなら「融資額×0.66%」となっており、非常に安い。 

 保証料は無料だ。

◆優良住宅ローンの手数料、保証料

  「フラット35」
事務手数料(税込) ・新規借入/融資額×0.8%
・借り換え/融資額×0.66%
・リフォーム費一括借入/融資額×1.6%
保証料(税込) 0円
繰上返済手数料(一部、WEB経由) 0円(10万円以上、1万円単位)
繰上返済手数料(全額、WEB経由) 不可(郵送またはファックス、無料)

審査基準は?

 審査基準は、フラット35なので、年収がいくらでも借入可能だ。ただし、年収によって、返済負担率(年収に対する年間返済額の比率)が決められている。

・年収400万円未満は総返済負担率30%以下
・年収400万円以上は総返済負担率35%以下

◆優良住宅ローンの審査基準

  「フラット35」
融資を受けられるエリア 全国
審査申し込み方法 郵送
契約方法 来店、郵送
仮審査の日数 2~3営業日
本審査の日数 1~2週間
審査完了から
融資までの日数
仮審査申し込みから
借り入れまでの日数
記載なし(通常は1カ月以上)
年収(給与所得者) 安総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数(給与所得者)
年収(個人事業主など) 総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数(個人事業主など)
年齢(借入時) 70歳未満
年齢(完済時) 80歳未満
借入額 100万円以上8000万円以下
借入期間 15年以上35年以内で1年単位
リフォーム費用算入(新規借り入れ)
リフォーム費用算入(借り換え) ×

続きを見る

◆優良住宅ローンのマイホーム「フラット35」商品概要説明書

ご利用になれる方 次の1~4のすべてを満たす方はお申し込みいただけます。
1.新規に住宅を建設、又は購入される方あるいは借換される方
2.お申込時の年齢が70歳未満の方(70歳以上の方は、親子リレー返済でお申込みいただけます)
3.日本国籍の方、永住許可を受けている方
4.安定した収入のある方で、年収に占めるすべて(※)のお借入れの年間合計返済額の割合が次の基準を満たしている方
返済比率
※すべての借入金とは、マイホーム【フラット35】による借入金以外の、住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、カードローンなどの借入れをいいます。

【親子リレー返済】
お申込みご本人の年齢に関わらず後継者の年齢を基に返済期間を選択できます。
以下の要件をすべて満たす方はお申込みいただけます。
1.申込本人の子またはその配偶者で安定した収入のある方
2.申込本人と同居(将来同居も可)される方
3.連帯債務者になることができる方
資金使途 お申込みご本人またはご親族がお住まいになるための1から5のいずれかのお使いみちです。
(ご本人のセカンドハウスを含みます)

1.住宅の建築資金
2.建売住宅・マンションの購入資金
3.中古住宅・マンションの購入資金
4.居住用土地の購入資金(※)(土地の購入資金は住宅と併せて融資いたします。)※建築する2年以内に土地を購入した場合
5.ローンを借換える資金
お借入額 100万円以上8000万円以下(1万円単位)で、建設資金または購入資金の100%以内です
お借入金利 1.全期間固定金利です
2.20年以下、21年以上で金利が異なります
3.融資率(フラット35借入金額/所要資金)が90%を超える場合、一定の金利が上乗せされます
4.ご融資金利は資金のお受け取り時の金利が適用されます(※)
5.ご融資金利は毎月月初に決定します。詳しくは金利と手数料をご覧下さい
※資金のお受け取り日は、弊社が定める実行日となります。
ご返済期間 次の1または2のどちらか短い年数となります
1.20年以下の場合は、15年以上20年以内で1年単位です(※)
2.21年以上の場合は、21年以上35年以内で1年単位です(※)
※完済時の年齢が79歳までの年数です(お申込み時の年齢で計算します)
お申込み人が60歳以上の方は、10年以上20年以内となります
ご返済方法 次の1または2のどちらかの返済方法をお選びいただけます
1.元利均等返済 毎月払い(※)
2.元金均等返済 毎月払い(※)
※6ヶ月毎のボーナス払いを併用することもできます
ボーナス払いの額は、ご融資額の40%以内(1万円単位)です
担保 ご融資対象となる住宅またはその敷地に、住宅金融支援機構を抵当権者とする第1順位の抵当権を設定していただきます
保証人 必要ありません
団体信用生命保険 原則として所定の保険会社の団体信用生命保険に加入していただきます。別途、お客様に保険料の負担を頂きます。
火災保険 原則として建物融資総額以上(保険会社の査定した範囲内)の火災保険にご加入ください。保険料は別途ご負担いただきます。(当社において、保険会社の火災保険を御紹介させて頂きます)
融資手数料その他費用 1.(性能表示物件の場合)融資金額の0.5%(税込)(最低融資手数料11万円(税込)) (非性能表示物件の場合)融資金額の0.8%(税込)(最低融資手数料11万円(税込))
借換については金利と手数料をご覧下さい。
2.その他、登記費用、印紙税等費用(実費)、登録免許税がかかります。
繰上返済および手数料 お客様は繰上返済を希望される日の1ヶ月前までに申し出いただきます。別途手数料はかかりません。尚、一回の返済金額は100万円以上とさせていただきます。
保証料 不要
その他ご注意、特記事項 ●審査の結果によっては、ローンご利用のご希望にそえない場合がございますのでご了承ください。
●融資額が変更になった場合は、融資手数料は再計算されます。
●ご融資に際しては、住宅金融支援機構の指定する指定機関による対象となる住宅の物件検査を受け、住宅金融支援機構が定める技術基準に適合していることを証する証明書をご提出して頂く必要がございます(費用はお客様負担になりますので、ご了解下さい)。
●この住宅ローンは、住宅金融支援機構の証券化支援事業を利用した長期固定金利のローンのため、お客様に対する住宅ローン債権は融資実行後、直ちに住宅金融支援機構へ債権譲渡されます。また、住宅金融支援機構は、当社より債権譲渡を受けた後、さらに信託会社等に信託(注1)する場合がございます。
●(注1)住宅金融支援機構が当該住宅ローン債権の証券化を行う際に、発行する債権の保全のために、信託会社等に住宅ローン債権を移転し、管理を委託する行為です。
●債権譲渡後は、住宅金融支援機構が債権者となりますが、元利金の返済や各種届出等の諸手続は、当社が住宅金融支援機構より委託を受け、引き続き行います。
●元利金の返済が遅れたときは、遅延している元金に対して年14.5%(1年を365日とする日割り計算)の損害金をいただきます。
●ローンをご利用いただく方は、郵便局以外の普通預金口座で返済いただけます。
参照:株式会社優良住宅ローンのマイホーム「フラット35」商品概要説明書

 【参考】優良住宅ローン(公式)

 

優良住宅ローンの住宅ローンの申し込み・審査の流れ

まずは事前審査

 優良住宅ローンでは、住宅ローンの事前審査「Web事前審査」を行っている。事前審査申込フォームに記入して審査を申し込むと、本人確認のために担当者から電話連絡がある。その後、優良住宅ローンが審査を行う。通常は2~3営業日後に審査結果が郵送される。インターネットのほか、郵送でも事前審査の申し込みは可能だ。

 住宅ローンに関して窓口や電話でも相談できる。新規の借り入れの場合は、購入する物件について相談できるので安心だ。

正式申し込みの手順は?

 事前審査を通過すると、借り入れの申込書が郵送で届く。申込書と必要書類を郵送して、正式な審査を受けよう。優良住宅ローンおよび住宅金融支援機構が、融資が可能かどうかの最終的な判定を行う。審査が終わると、結果が通知される。

借り入れまでの流れ

 正式な審査を通過したら、契約の手続きに移る。融資を受けるために必要な書類を準備しよう。手続きが完了すると融資が始まり、指定した口座に資金が振り込まれる。ローンの返済のため、指定した口座から所定の金額が引き落とされる。

必要書類は?

 正式な審査を受けるために、住宅ローンの申込書、同意書、重要事項説明書、念書が必要となる。新機構団体信用生命保険制度申込書兼告知書や、金利引下げ制度利用申出書、預金口座振替依頼書、必要に応じて火災保険の書類も準備する。本人確認書類として、運転免許証と健康保険証が必要だ。所得を証明する書類として、給与所得者は、源泉徴収票・住民税課税証明書もしくは特別徴収税額の通知書の提出が求められる。給与所得者以外の場合は、確定申告書(直近2年分)、納税証明書が必要だ。

 また、物件に関する書類として、売買契約書、請負契約書、登記事項証明書なども用意しよう。優良住宅ローンの公式サイト

住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

都銀・ネット銀行の住宅ローンについて 質問 FAQ

Q住宅ローン金利の推移、見通しは?
A

変動金利については、過去最低水準です。ネット銀行では0.3%の変動金利も登場しています。
35年固定金利(全期間固定)は、2019年を底として若干上昇傾向にありますが、長い目で見れば最低水準であることに変わりありません。フラット35の金利は1.2〜1.4%程度(団信込み金利)で推移しています。

Q銀行のシミュレーション利用時の注意点は?
A

各銀行はシミュレーション機能を備えていますが、自社の商品しか計算できなかったり、手数料の取り扱いがバラバラだったりと、他銀行の住宅ローンと比較するには不便です。
本当にお得な住宅ローンを探したいのであれば、多数の銀行を一斉に比較できる返済額シミュレーションを参考にすべきでしょう。

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新規借入2024年4月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.298%
総返済額 3156万円
表面金利
年0.169%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
73,566円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/4/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
実質金利(手数料込)
0.419%
総返済額 3221万円
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,123円
おすすめポイント

手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
【通常商品】5万5000円~
【変動フォーカス】借入残高×2.2%
【ステップダウン金利】16万5000円
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
自社商品は、3大疾病50%保障が無料付帯
実質金利(手数料込)
0.428%
総返済額 3226万円
表面金利
年0.298%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,227円
おすすめポイント

3大疾病50%保障+全疾病保障が無料
先進医療特約も無料で付帯
③無料団信でも、急性心筋梗塞・脳卒中の手術をすれば、ローン残高の50%を保障するなど手厚い対応

※同社または保証会社の審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.75%上乗せ。借入期間が35年超の場合は、住宅ローン金利に年0.15%を上乗せ
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス
  • 通常の団信に加えて、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)50%保障(40歳未満)と、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯
  • フラット35も取り扱う

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住信SBIネット銀行の強みは業界トップクラスの金利の低さでしょう。ネット銀行なのですが、何故か店舗の方が金利や団信サービスで魅力的なことがあるのもユニークです。

 

住宅ローンの品揃えもバラエティで充実しています。利用するなら、金利の低い変動型がいいですね。

 

審査はとても厳格です。提出書類は、一切の代筆を許さない厳格さがありますね。もちろん書類に不備があればいちいち取り直しになったりし、意外と手間が発生することもあります。書類をしっかり用意することがポイントですね。

 

審査が通って融資実行までは3週間以上あけるのが原則なので、年末年始をまたいだりすると実際の融資実行がかなり遅れることがあるので注意です。

 

ただし、金利設定の細かな条件を理解していないと後で「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。例えば、「固定金利特約タイプ」は、特約期間中に金利タイプを変更することはできません。その上、固定金利期間終了後は、何もしないと変動金利になりますが、その場合の変動金利はかなり高くなる(現在の金利設定の場合)ので、気をつける必要があります。

 

なお、給与振込銀行は別にしておきたい場合、住信SBIネット銀行は自動で毎月の返済分を他の銀行の口座から無料で吸い上げてくれる仕組みがあって便利です。

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手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.2%
■フラット35
【保証型】
融資額×2.2%
【買取型・新規借入】
融資額×1.1%
【買取型・借り換え】融資額×0.99%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は33,000円)
■フラット35
店頭のみ、無料
借入額
■自社商品
500万円以上、2億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限
※当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
全国
■フラット35
使い道
■自社商品
住宅に関する次の資金
・【新規住宅ローン】ご本人またはご家族がお住まいになるための住宅の新築・購入資金、これにかかわる諸費用、健全な個人消費資金
・【借換住宅ローン】ご本人のご自宅にかかわる現在お借入中の住宅ローンの借換資金、これにかかわる諸費用、借換えと同時に行う増改築資金、健全な個人消費資金
年収
(給与所得者)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満18歳以上満65歳以下
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
■自社商品
住信SBIネット銀行指定の団体信用生命保険への加入を認められる方、国内に住んでいる方
無料の団信
一般団信
+全疾病保障
+スゴ団信・3大疾病50プラン(借入時年齢:40歳以下)
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合)
全疾病保障(けが・病気により就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
3大疾病50プラン(がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が50%に)
オプション
(特約)の団信
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳未満)
金利+0.20%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳以上)
金利+0.40%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
ワイド団信
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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