その後Cさんは、すぐさま「アプリ決済の上手な使い方を教えてください」と家計相談に来ました。

 確かに状況を聞いていると、お金がなくなっても不思議ではない側面がありましたポイント還元やキャッシュバックなどといったキャンペーンの言葉に、「絶対お得だ、使わないともったいない」と踊らされ、深く考えずに使いまくっていたのですから。まるで、ポイント還元やキャッシュバックを受けることが“目的化”していたのです。

家計簿アプリなどで
支出状況の管理が重要

 しかもです。買った掃除機はほったらかし、ベーカリーも炊飯器も大して使っていませんでした。こうなると、キャッシュバック狙いの支出は、もはや“浪費”でしかありません。相談時にも、「いくら使ったのか分からなかった」と反省していました。

 たとえキャッシュレス決済が中心になっても、Cさんみたいにならないよう、何にいくらを支払っているのかしっかり把握しておくことが必要です。家計簿アプリなど、自分に適したアプリを1〜2個選び、支出状況を把握しておきましょう。

 来年には「ファミpay」「ゆうちょpay」なども登場、今後、ますますキャッシュレスアプリは増える予定です。キャンペーンに踊らされることなく、それぞれの特徴を冷静に見極め、自分に適したサービスの利用をお勧めします。

(家計再生コンサルタント 横山光昭)