不動産業界とは無縁だった武藤英明氏が2002年に従業員ゼロ、物件・売上高ゼロから立ち上げたJPMC日本管理センターは11年にジャスダック、14年には東証1部に上場した。武藤氏は近江商人の「三方良し」を心掛けて、ビジネスを展開。オーナーと一体になって資産の最大化を図る。そんな武藤氏の推奨する不動産投資とは、いったいどういうものなのか。

 マイナス金利、アベノミクス効果等、投資家だけでなく金融機関にとっても不動産投資への関心は高まっています。特に、これまで賃貸経営をしてこなかったビジネスパーソンは、個人としてのバランスシートが「まっさら」状態ですので、金融機関にとって文句なしの優良顧客です。不動産投資はマーケットが安定的で収益を予想しやすく、変動要因も読みやすいため、融資の付きやすい現在は絶好のチャンスだと思います。

世田谷の地価は松山の10倍だが、
同じ広さの物件賃料は2~3倍程度

武藤 英明(むとう・ひであき)
1964年生まれ。商社、外資系建設機械メーカーを経て、不動産系ITベンチャー創業。2002年日本管理センター設立。代表取締役社長執行役員に就任。国土交通省移住推進プロジェクト準備委員会委員、全国賃貸管理ビジネス協会新事業新商品開発委員会委員、財団法人日本賃貸住宅管理協会サブリース協議会協議員、日本賃貸住宅オーナー共済連合会専務理事を歴任。主な著書に『そのアパート経営は諦めるにはまだ早い!』(KADOKAWA/角川マガジンズ)、『賢い大家さんは賃貸で稼ぎながら相続税も節税する!』(KADOKAWA/角川マガジンズ)などがある。

 不動産投資といえば、東京・大阪など大都市の物件をイメージされると思いますが、私どもは地方都市を勧めています。首都圏・京阪神・中京などの大都市圏と比べると、投資額に対する賃料のリターンが大きいからです。

 例えば東京でも人気が高い世田谷区の住宅地と、人口約50万人の典型的な地方都市である愛媛県松山市の住宅地でイメージしてみましょう。世田谷の地価は松山の約10倍です。では、賃貸住宅の家賃ではどうでしょう。同じ面積・築年数・間取り・設備であった場合の賃料を平均的な感覚で比較すると、せいぜい2~3倍です。地方都市の方が、投資額に対する賃料のリターンが大きいのは明らかです。不動産投資といえば東京だ、大阪だという風潮が強いのは事実でしょうが、参入者が少ない地方の物件へ投資する方が成功するチャンスは高いのです。


 

全国で7万戸以上を手掛け、
管理物件全体で入居率91%を確保

 もちろん、「人口の少ない地方で不動産投資をして本当に大丈夫なのか?」「東京に在住なのに地方の物件を購入することができるのか?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。しかし、私が9月末に発刊した書籍『不動産投資は地方の高利回り物件を狙いなさい』(ダイヤモンド社)をお読み頂ければ、それが杞憂にすぎないことがおわかりになるはずです。

 当社は1300社を超えるパートナー企業のネットワークを持ち、日本全国の物件を取り扱っております。また購入の際にポイントとなる融資については、グループ会社のJPMCファイナンスがサポートいたします。購入後についても、当社は北海道北見市から沖縄県石垣島まで、全国で7万戸以上のサブリース実績があり、保証中の平均入居率は91.0%と高稼働ですので、安心で安定した賃貸経営を実現いただけます。

 こういった態勢により、当社グループのJPMCアセットマネジメントが運営する収益物件売買専用サイト「e-vest」には、一般公開されていない物件情報が全国から集まっていますので、不動産投資に関心のある方々にはぜひパートナーとして選んでほしいですね。賃貸住宅におけるワンストップサービスを展開している、JPMCグループだから実現できる不動産投資にきっとご満足いただけると思います。

 10月31日(月)には今回の著作の出版記念セミナーをダイヤモンド社で開催しますので、是非お立ち寄り頂ければと思います。

無料! 出版記念セミナー開催

日時:10月31日(月)19:00~20:30(開場18:30)
会場:ダイヤモンド社 本社ビル9階セミナールーム
(東京都渋谷区神宮前6-12-17)
定員:50名
FAXでのお申込み:03-5778-6617(クロスメディア事業局出版編集部
Webでのお申込み・詳細  http://leader.diamond.co.jp/seminar1031

参入者が少ない地方の物件へ投資する方が
成功するチャンスは高い(2)はこちら