「電気自動車の燃料代が毎月2000円だけ」という既存の電気自動車ユーザーにとってはもちろんのこと、ガソリン自動車のユーザーにとっても見逃せないサービスが登場した。「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)」がそれだ。電気自動車とガソリン車の月々のコスト比較をしつつ、ZESP2の概要を紹介しよう。

現在、TVでもCMを放映している日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)

 毎日、通勤や買い物などで頻繁に自動車に乗る機会があれば、「1円でも安いガソリンスタンドで給油する」「割引になるカード、会員に入会している」など、ガソリン代にシビアなドライバーも多いだろう。

 排気量1500ccのガソリン自動車が毎月1000キロ走った場合、ガソリン代は1カ月で約7300円、1年に約8万7600円かかる計算だ(燃費はリッター17キロとした場合。ガソリン代はリッター123.1円 *2016年8~10月の平均:資源エネルギー庁調べ)。

燃料代が「毎月2000円だけ」の定額サービスが登場

「何キロ走っても月々の燃料代が2000円だけ」と聞いたら、自家用車を持つほとんどのユーザーは間違いなく飛びつくだろう。

 現在、日産自動車では毎月2000円(税別)で全国5600基以上の急速充電器が使い放題になる「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)」を実施している。つまり“車の燃料代(電気代)が毎月2000円ポッキリ”になるのだ。

 ZESP2だと1年間にかかる費用は2000円×12カ月=2万4000円のみ。

 先のガソリン車と比較して年間6万2600円、毎月5000円以上安くなる計算だ。さらに月々の走行距離が長い人ほどランニングコストはお得になっていく。

 また、「オイル交換が必要なくなるのでメンテナンス代も安くなる」ので、ガソリン車から電気自動車に乗り換えて、ZESP2を使えば自動車にかかるコストは確実に安くなるのだ。