プロ野球オールスター、ファン投票と選手間投票「微妙な差」の面白み

 今年のNPBオールスターゲーム(7月14日=ナゴヤドーム、15日=ZOZOマリンスタジアム)の出場選手が決定した。

 まず6月26日にファン投票によるセ11人、パ12が、29日には選手間投票によるセ3人、パ5人が、そして7月3日に監督推薦によるセ14人、パ11人の計28人ずつが発表された。

 プロ野球選手にとってオールスターゲームに出場することは、文字通りスターになった証しであり、誰もが名誉を感じているはずだが、現在の選考方式には「ファン投票」と「選手間投票」のふたつがあり、その両方で1位になって選ばれることが一番嬉しいだろう。「ファンから見た魅力」と「同業者から見た実力」が認められた各ポジションのナンバーワン選手、つまり人気も実力も兼ね備えた真のスターということになるからだ。

 そのメンバーは以下の通り。

     セ          パ
投手   菅野智之(巨人)   -
捕手   -          嶋 基宏(楽天)
一塁手  -          -
二塁手  菊池涼介(広島)   浅村栄斗(西武)
三塁手  -          松田宣浩(ソフトバンク)
遊撃手  坂本勇人(巨人)   -
外野手  糸井嘉男(阪神)   秋山翔吾(西武)
     鈴木誠也(広島)   柳田悠岐(ソフトバンク)
     筒香嘉智(DeNA)   -

 参考までに、ファン投票と選手間投票のどちらか一方で選ばれた選手もあげておこう。