関わりたくない厄介な夫婦「モンスター夫婦」が隣人や自分の子どもの親なら深刻だ写真はイメージです

ある人との間にトラブルがあり、妻と話をしようとしても埒が明かなくて、夫側へ話を持ちかけたら夫も変な人だった……。今回、30~50代男女が、「困った」「二度と関わりたくない」と思っている、モンスター夫婦の事例を集めた。(取材・文/フリー編集者・ライター 池田園子)

隣人、子どもの友達の親たちに潜む
モンスター夫婦の実態は?

 夫婦というのは似た者同士がくっつくものなのか、結婚生活を送る過程で似てくるものなのか。ホントのところはどうなのかわからないが、確かに、ある程度の年月、夫婦として生活している二人は、なんとなくタイプが似ているように感じる。

 それがポジティブな要素であれば、「素敵な夫婦だな」「いい夫婦だな」と感じるし、逆にネガティブな要素であれば、「親しくなりたくないな」「少し距離を置こうかな」と思うものだ。

 後者の夫婦が身近にいると苦労することがある。住んでいる場所の隣人だったり、子どもの親だったりすると、関わりを持たざるを得ない。そこで非常識さやヤバさにふれて、思い悩まされることもあるだろう……。

 筆者は、これまでダイヤモンド・オンラインで、「モンスター◯◯」を度々取り上げ、実録として紹介してきた。今回は、「モンスター夫婦」の事例を30~50代男女に聞いて集めてみた。こんなモンスター夫婦に遭遇したことはないだろうか。

ベランダ喫煙をやめてと伝えたら……
まさかの逆ギレだった非常識夫婦

 まずは、モンスター度・初級(「筆者が集めたエピソードの中では比較的軽度であり、初級と分類してみた」と補足しておく)の事例から見ていきたい。