「よし、稼ぐぞ!」なんて意気込んで就職したはずなのに
働き始めて1週間、1ヵ月と経過するうちに
「この仕事、向いてないわ…」
「イメージと違った」
などと弱気になっていく。
誰もが経験あるのではないでしょうか。

外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、
世界第2位の成績を残し、
独立後に出版した書籍は
累計200万部超えの作家・和田裕美さんが教える
「楽しく稼ぐ人になる方法」とは?

彼女が20年かけて伝えてきたことの集大成である
書籍『何もなかったわたしがイチから身につけた稼げる技術』
一部を再構成してご紹介。
(まとめ/両角晴香、編集部、著者写真/佐久間ナオヒト)

稼げる人だけがやっている!<br />「はじめての仕事」がうまくいくコツ「よし、稼ぐぞ!」なんて意気込んで就職したはずなのに…。

稼げる人には
共通する「思考グセ」がある

「わたしの周りには、楽しくお金を稼いでいる人がたくさんいるなあ」

友人たちと食事をしながら、そんなことを思いました。
友人たちの職種は実にさまざま。
生き生きとしている人は、得意分野を生かして前向きに行動しているのです。
彼女、彼らと接していて思うのは、共通する「思考グセ」があるということです。

もちろん、稼げる技術を持っている人も!
(稼げる技術については、第1回記事を参照ください)

「こんなとき、あなたはどうする?」と聞いたら、
きっと全員が似たような答えをくれるのではないでしょうか。

たとえば、こんな具合です。

ある会社に、同い年の新人さんが2人同時入社しました。

2人は先輩から同じ指導をされ、同じ課題を出されました。

しかし、日が経つにつれ、Aさんは仕事のモチベーションがどんどん下がり、表情も暗く、ミスも連発してしまいます。

一方のBさんはいつも楽しそう。スポンジのように仕事を吸収していきます。

2人はもともとの能力に差があったわけではありません。
同じ境遇の人間に、なぜここまで差が出たのでしょうか。