誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」。年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできる「シンプルな習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。(初出:2018年10月3日)

【年収1億円の習慣】「早起き」で年収が上がる6つのすごい理由【書籍オンライン編集部セレクション】

【年収1億円の習慣】
「早起き」で年収が上がる6つのすごい理由

(1)早起きをすると、「目的意識」が明確になる
早朝出社をしたものの、はじめは何をしていいかわからず、店内をウロウロしていただけでした。ですが、「早く起きたのに、何もしないのはもったいない」と思いはじめ、「掃除をする」「チラシを撒く」など、「時間の使い方」を自分で考えるようになりました。何も目的がないまま「早起き」をすると、やることがないため、二度寝をしがちです。

ですが、人間は目的に向かって行動する生き物なので、「朝の時間に何をするのか」が明確になっていれば、早起き習慣が身につきやすいのです。目的(やるべきこと)を明確にすると、「時間をつぶす」のではなく、「時間を利用する」ように考え方がシフトチェンジするので、惰性に流されることがなくなります。

(2)早起きをすると、朝の1時間で昼の「4時間分」の仕事をこなせる
朝の脳はフレッシュな状態なので、仕事の効率が上がります。また、昼間は来客があったり、電話がかかってきたりするので、自分の時間が奪われてしまうことがあります。ですが、朝なら、誰にも邪魔されないので、仕事に集中できます。朝は仕事がはかどるため、実感として、「始業前の1時間は日中の4時間に匹敵」する感じがします。

朝の時間帯は集中力が高く、仕事の手際が良くなるので、昼間なら8時間かかる仕事を「始業時間前の2時間」で終わらせることができるのです。出社時間前の2時間は、日中の8時間に相当します。仮に就業時間が「1日8時間」だとすれば、「朝の2時間」で1日分、「日中の8時間」で1日分、合わせて「2日分」の仕事が1日でできる計算です。

(3)早起きをすると、「優越感」や「勝った感」が自信につながる
私たちは、子どものころから「早寝早起きは良いこと」と教え込まれてきました。そのためか、「早起き」をしていると、それだけで「頑張っている」「やる気がある」と評価されます。遅い時間に出勤した人は、早朝出社した人に対し、確実に「引け目」を感じてしまうのです。

私自身、早朝出社をして「誰よりも時間を使っている」ことで自信を覚えましたし、他のスタッフに対して、精神的優位に立つことができました。早朝出勤をする前の私は、人に遠慮をして思っていることを口に出せないタイプでした。けれど早起きが定着してからは、「人よりも早く来て、頑張っている」という実感に後押しされて、周囲に対しても、「こうしたらどうか」と、積極的に発言できるようになったのです。