ジム・マティス米国防長官は12月31日、国防総省関係者に退任のあいさつを行った。エイブラハム・リンカーン元大統領の言葉を引用し、軍は「耐えがたきときにこそ輝く」との言葉を贈った。  最後の登庁日となったこの日、マティス氏は国防総省の全職員に向けた短いメッセージで、同省は安泰だとした。また、合衆国憲法を堅持しつつ米国民の暮らしを守るという任務の遂行に揺るぎなくまい進していくことを確信している、と述べた。  マティス長官はトランプ氏がシリアとアフガニスタンからの米軍撤収を決めた12月に辞意を表明。