【ワシントン】米下院は3日夜、政府機関再開に向けた予算関連法案を241対190の賛成多数で可決した。連邦議会は3日に新会期が始まったばかりだが、下院で過半数を占める民主党は早くも「国境の壁」建設費用を求めるドナルド・トランプ大統領との対決姿勢を示した。  今回可決された予算関連法案には上院で策定された6法案が含まれ、9月までの大半の政府機関の予算が対象となっている。「国境の壁」建設費用を巡る対立を避けるため、下院民主党は2月8日までの国土安全保障省のつなぎ予算案も可決した。