【ソウル】北朝鮮と米国が非核化協議の再開に向かっているようだ。第2回首脳会談を開催する下地が整いつつある。  中国外務省報道官によると、北朝鮮の核交渉を主導する金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長は17日、北京経由で米国へ向かう予定だ。韓国の聯合ニュースが北京の空港関係者の話として報じたところでは、同日のワシントン行きユナイテッド航空の座席を予約している。  米朝高官協議の開催は、昨年10月にマイク・ポンペオ米国務長官が平壌を訪問して以来となる。当時は北朝鮮側も訪米してポンペオ氏と会談する予定だったが、北朝鮮は11月に突如、訪米を中止。