米金融大手モルガン・スタンレーが17日発表した2018年10-12月期(第4四半期)決算は、利益が市場予想以下にとどまった。M&A(合併・買収)関連収入が増加したものの、トレーディングの不振を補うに至らなかった。  純利益は15億ドル。1株利益は0.80ドル、収入は85億ドルで、ともに前年同期(0.84ドル、95億ドル)を下回った。  リフィニティブがまとめたアナリスト予想は、純利益が16億ドル、1株利益が0.89ドル、収入が93億ドルだった。