株や債券利回り、コモディティーやその他のリスク資産はこのところ足並みのそろった動きが続いている。そのため、今年始まったばかりの反発が続くとの期待が高まる一方、再びモメンタムが反転しかねないとの懸念が増幅している。  資産クラスを通じて相関度はほぼ1年ぶりの高水準にある。22日までの12営業日のうち9営業日は、S&P500種株価指数と10年物米国債の利回りと米原油価格が同じ方向に動いた。ダウ・ジョーンズ・マーケット・データによると、今月はこれら3資産クラスの下落が6日続き、6月以来で最長の続落となったことがあった。