【ブリュッセル】米フェイスブックは28日、今春の欧州議会選に向けて、プラットフォーム上での政治干渉を回避する対策を明らかにした。また今後実施される選挙に備え、偽ニュースや偽情報拡散を防ぐ方策を強化する考えを表明した。  具体的には、海外からの干渉を防ぐための新たなツールを導入するほか、政治広告の透明性を高める。政治広告の購入には承認を義務づける。また政治や問題に関する広告について検索ライブラリーを整備し、広告を見たユーザーの数やその人口動態データ、広告予算などの情報を掲載する。最長7年まで検索可能となる見通しだ。