ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施したエコノミスト調査によると、ここしばらく続いた米経済の3%前後の成長局面は終わったとみられている。世界経済見通しの悪化や市場のボラティリティー増大、設備投資の低迷が足かせになる見通しだ。  調査によると、昨年10-12月期(第4四半期)の成長予想は年率2.6%。今年1-3月期(第1四半期)は1.8%、4-6月期(第2四半期)は2.5%となった。  昨年10月〜今年6月までの平均成長率は2.3%と、悪い数字ではないが、昨年9月までの1年間に続いた3%からは減速となる。