――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」***   中国の電子商取引大手アリババグループの決算は数年ぶりの小幅な成長にとどまった。中国景気が減速する中、成長の勢いを取り戻すのは難しくなっている。  2018年10-12月期決算は中核事業のネット通販関連売上高が前年同期比27%増と、3年ぶりの小幅な伸びとなった。ニューヨークに上場している同社の時価総額は4030億ドル(約44兆円)。通販サイト「淘宝網(タオバオ)」や「天猫(Tモール)」を運営する中核事業は、つい最近の17年7-9月期まで増収率が50%を超えていた。